教えないガマン

前回の続きです。

"Yogis, Destiny and the Wheel of Time" by Sh. K.N.Rao

この本は、1章~7章がインド占星塾で訳出され出版されています。
『星を見つめる聖者たち』というタイトルです。

今回、みなさんに紹介したい部分は、10章にあります。

これも訳出されてホームページに掲載されあります。
興味のある方は参照されると良いでしょう。

引用先: 「星を見つめる聖者たち」10章 ~私のジョーティッシュ・グルⅡ⑨~

よけいなお世話かも知れませんが、占星術の講座を持っていたり、ホームページを運営されている方にとっては、参考になるかも知れません。
 

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占星術過 ~Menace of Astrology~

昨年12月25日から今月の9日まで南インドのコーチンというところにいました。
アーユルヴェーダの病院で療養生活を送っていました。

いつものことなのですが、
せっかく暖かいところで、のんびりできるんだから、
あれもこれもやってやってやろうと思って、
積ん読状態だった書籍や、未整理の講義録ノートなど、
このときも気張って、たくさん病院に持ち込みました。

しかし、これもいつものことなんですが、
やっぱりこういうときは、
せいぜい二つくらいのことにしか専念できませんでした。

そのひとつが読書でした。

今回は、Shr.K.N.ラオの著書を2冊読み切りました。

その一冊が、"Yogini, Destiy and the Wheel of Time"でした。
この本を読むのは、今回で3回目でしたが、
Shr.K.N.ラオの本はすべて、毎回、読むたびに発見があります。

読者の意識の状態や占星術のレベルに応じて、
必ずなにかが引っかかってくるものがあります。
みなさんも試してみて下さい。

さて、Shr.K.N.ラオはこれまでに占星術をやめようとしたことが何度かあります。
その都度、グルやヨギーに説得され、いまこうやって占星術を続けています。

ところで、なぜShr.K.N.ラオが占星術をやめようとしたのでしょうか?

結論からいえば、Shr.K.N.ラオは、
占星術は人類にとって災い(メナス、menace)である
といいます。

これは、とてもショッキングな表現です。
しかし、そこにShr.K.N.ラオの葛藤がよく表われています。

同書の第23章の冒頭の部分を紹介しておきましょう。
 

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【Sh.K.N.ラオが語る】 第15回 ~西洋と東洋の違い~

関連エントリ: 【Sh.K.N.ラオが語る】

聞き手: ボーン・ポール・マンリー
収録日: 2009年10月20日
撮影・編集・翻訳: 清水俊介


<前回の続き> ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

いまから30~60年後、占星術が
科学のなかの科学であると
世界で認知されるようになるでしょう。
 

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医療占星術で恥をかかないために ‥‥ (転載+補足)

南インドから帰ってきて、デリーで書いています。。

ヨコリンさんのブログの最新エントリ「トム・クルーズのミッション」にコメントを書いた。

前々からどこかで書かないといけないと思っていたことなので、
ここでもエントリとして立てて掲載しておきたい。

しかし、転載だけでは芸がないので、いちばん最後に事例を示し補足もしておこうと思う。
 

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【Sh.K.N.ラオが語る】 第13回 ~アカデミック占星術 vs ポップ占星術~

Shr.K.N.ラオは、占星術を

①リサーチを中心とするアカデミック占星術
②人気商売が中心のポップ占星術

の2つに分類し、ポップ占星術有害無益だといいます。

これは大事(おおごと)です。

というのは、「占い」イコール、エンターテイメント(芸能)である日本では、
ごく一部のまじめな占術家を除いて、
大半がポップ占星術師(家)に分類されてしまうかも知れないからです。
(とはいっても、Shr.K.N.ラオなんてカンケーありませんという方には、カンケーないはなしでですけど)

いや、むしろポップ占星術こそがこの国ではあたりまえ、主流です。

むしろ、

アカデミック占星術ってなに??
占星術でアカデミックってあり得るの?

というのが一般的なリアクションではないでしょうか。

あるいはせいぜいが、というか一番狡猾なのが、
アカデミックな振りをしながら、その実、ポップな占星術に軸足をしっかりおいて、
抜かりなく、ちゃっかり、がっちり、着実に有名(ポップ)路線を歩む。

たとえば、「原典を古語でそのまま読んでいる」「リサーチをしている」と公言しながら、
その成果の公表はおろか、その片鱗すらどこからもにじみ出てこない。
つまり、カッコウだけ、ポーズだけ。

そんな方々は、この世界ではよくいらっしゃいます。

だって、一般の人にはアカデミックポップもありませんから。
わかりゃしませんて‥‥ここだけのはなしだけど。

しかしそれは、占いの世界に限ったことではありません。

たとえば、中道左派を自認するマスコミや人気ジャーナリストたち。

保守(右)革新(左)のあいだで、ポジショニングとしては
どちらにも偏向しない中道を謳いながら、やや左よりの立場をとる。
それが、営業的に一番おいしい立ち位置であることを知っているからです。
リベラル派、進歩派、改革派などと自称する人たちですのことです。

こういう人たちは、自分の利益には敏感で、抜け目がない。

占術の世界も同じです。

アカデミックを装いながら、ポップの路線にちゃっかり乗る。

それが、いちばん費用対効果が高く、
やっぱりなんといっても成功の近道である。
そのことを自覚しているからです。

しかし、その成功には、多くの犠牲が伴います。

その成功によって得られる個人的な利益よりも、
それによってもたらされる諸々の広範な不利益の方が大きい。

Shr.K.N.ラオは、それをいたるところで警告しています。

占星術に限らないのですが、日本にまん延している、
いわゆる有名路線偏重の傾向、
サクセ・スストーリー礼賛の風潮に
違和感、というか危うさを感じます。

たとえば、その端的な例が、
成功しなければやる意味がない」というものです。
そしてこの成功は、多くの場合、金銭的な成功を指します。

私の友人で、評判の良い鑑定をする人がいるのですが、
知人をなどを鑑定し終わったあと、よく
「これ、本に書いて出版したら?」
といわれるそうです。

「いやぁ~そんなこと考えてません」
というと

「じゃなんで、こんなことやってんの?」
「意味がないじゃん」
ときまって問われるそうです。

発想は「金になりそうなものはすべて金にする」です。

これって、アメリカニズムの悪しき典型ですよね。

あるいは、「(占いで)一発花を咲かせたい‥」とか思う人もいるでしょう。
(花火じゃないんだから)

あっ、誤解してほしくないのですが、「お金を取ることが悪い」といっているのではありません。
サステイナブル(継続可能)な程度の経済活動は、なんにおいても必要です、避けられません。

でも、経済活動をするにもほどがあります。

経済活動が主目的となっている人たちというのは、
やっぱり占星術の発展や普及を阻害する存在になり果てている場合が
少なくないんですよね、結果的に。

そのあたりのことを、みなさんも注意深く観察するといいでしょう。

この人(占星術家)のほんとうの目的は何だ?
結局、なにをやりたいんだ?


さて、前回は本当は、この第13回のエントリをアップするつもりでしたが、
間違って第14回のエントリをアップしてしまいました。

順番が前後しますが、今回は、第13回をアップします。

関連エントリ: 【Sh.K.N.ラオが語る】



聞き手: ボーン・ポール・マンリー
収録日: 2009年10月20日
撮影・編集・翻訳: 清水俊介
 

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【Sh.K.N.ラオが語る】 第14回 ~法整備を進める~

2009年、Shr.K.N.ラオにこのインタビューを行ったとき、
私たち(私とポール)は、Shr.K.N.ラオから
「私のミッションは終わった」
「こんどは君たちが、無節操な占星術師たちを訴え、牢屋にぶち込む番だ」
といわれ、はっとしたのを思い出します。

関連エントリ: 【Sh.K.N.ラオが語る】

聞き手: ボーン・ポール・マンリー
収録日: 2009年10月20日
撮影・編集・翻訳: 清水俊介

ポール: インド占星術が今後さらに発展していくためには、どのようなベスト・シナリオが考えられるのでしょうか?
 

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【Sh.K.N.ラオが語る】 第12回 ② ~ホロスコープ収集のススメ~

関連エントリ: 【Sh.K.N.ラオが語る】



聞き手: ボーン・ポール・マンリー
収録日: 2009年10月20日
撮影・編集・翻訳: 清水俊介
 

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【Sh.K.N.ラオが語る】 第12回 ①  ~上達のヒント~

関連エントリ: 【Sh.K.N.ラオが語る】



聞き手: ボーン・ポール・マンリー
収録日: 2009年10月20日
撮影・編集・翻訳: 清水俊介

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1012年、初祈願

謹んで新年のお喜びを申し上げます。

2012年が幸多き年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。

また、旧年中はひとかたならぬご厚誼を賜りました。
ありがとうございました。

本年もなにとぞ宜しくご指導とご鞭撻を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

皆様におかれましては、初夢はもう済まされたでしょうか?

私は、初夢はまだですが、初妄想はすでに済ませました。
 

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S.Shimizu
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