惑星を強めるのは有害なのか?

占星術家のなかには、マントラ(真言)、プジャ(礼拝)、ヤッギャ(護摩)、慈善活動などの救済法(処方)をすると、対象となる惑星が強まるので、その惑星が凶星の場合はかえって害になると信じる人もいます。たとえば、もし土星のダシャーやトランジットの影響下にあるなら、土星のマントラを唱えてはいけないというふうに彼らは考えます。

しかし、これは伝統的な考え方ではありません。『Brihat Parashara Hora Shastra』のなかで聖仙パラシャラは書いています。

「惑星が不吉なはたらきをするとき、その惑星は適切な礼拝と供養によってな だめられるべきです。なぜなら、ブラフマ神は、だれであれ惑星に礼拝するものがあると、その惑星に恵みをたれるからです。そしてその惑星は、礼拝するもの に恵みをもたらします。人間の盛衰、この世の存続と破壊は、もっぱら惑星のみに依存します。ですから、惑星は神々のなかでも最高の位にあるのです」Ch 86, 26-27.

最近、わたしは、わたしの師であるスワミ・サティアナンダ・サラスヴァティ(北カルフォルニアにある寺院DeviMandirの僧侶)にこの問題について質問をしました。スワミは下記のように答えてくれました。

「わたしたちは正反対の見解をもっています。それぞれの惑星は肯定的な性質 と否定的な性質をあわせ持っています。問題となる惑星のマントラを唱えることによって、その肯定的な性質を強めることができ、全体として惑星の性質を改善 し、私たち礼拝者にとってもっと慈悲深くなるようにすることができるのです。そうやって否定的な性質を軽減することができるのです。」

SwamiSatyanandaSaraswat
Swami Satyananda Saraswat
S.Shimizu
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