グラハ・シャーンティ

わたしの敬愛するスワミ・サティヤナンダ・サラスヴァティが惑星(とくに土星)を鎮める方法についてたずねられたときに答えた内容は、わたしのジョーティシュ・グルKNラオから聞いたものにとても似ていました。そのときの質疑応答を紹介しましょう。

Swami Satyananda Saraswati
Swami Satyananda Saraswati

質問:スワミジ、困難に直面したとき、どのような姿勢で臨めばいいでしょうか?インドでは僧侶をはじめだれでも、事態を収拾するにはシャニ(土星)のプージャ(礼拝)をするようにと言います。スワミジのお考えをお教えください。
回答:プージャは毎日行うべきだと思います。そして、シャニ(土星)だけのためではなく、みんなのために、神性を有す るすべての魂すべての聖なるもののためにすべきです。インドの僧侶は、一般人は世事に忙しくプージャをしている暇がないことを知っています。そして、プー ジャをおろそかにしているので問題が生じていることも知っているのです。

なので、シャニ(土星)のプージャを勧めるインドの僧侶の多くは、「スピリチュアルの道に入りなさい」と言いたいのです。スピリチャルの道に入ると、あな たにシャニ(土星)のプージャをしなさいという僧侶はいなくなるでしょう。なぜならあなたは毎日プージャをすることになるからです。「あなたの問題を引き 起こしているのはシャニ・ドーシャ(土星の悪さ)です」とあなたに僧侶が言う必要がなくなります。

シャニ(土星)だけではありませんし、シャニ(土星)にもよい面がたくさんあります。シャニ(土星)は規律を司ります。規律や規則を扱う人にとても役に立 つ惑星です。規律に力をもたらし、規律への集中とコミットメントをもたらします。そして行為を通して自由を得ることができます。行為からの自由ではありま せん。モクシャとは、行為における自由であり、行為をやめることではありません。バガヴァッドギータには、こうあります。

「なん人も行為から自由ではあり得ません。三界の主であるわたしですら、行為をし続けます」

ですから、リシ(聖仙)の精神で行為を行ってください。ラーマ神に奉仕していると思いながら行為をしてください。神に操作されるように行為をしていると思うようにしてください。

ですから、わたしはシャニ(土星)のプージャを勧めたインドの僧侶に感謝しなければなりません。僧侶は「スピリチュアルなことをしなさい」と言っているの です。しかし僧侶から言われずに自ら進んで行っているサドゥーにはもっと感謝しなければなりません。なぜなら、彼らは神に対する本当に深い信愛の情をもっ ているからです。そして、彼らは究極の目的を達するために、内側からこみ上げるインスピレーションにしたがって霊性の道に進み、自らを律し、精神集中し、 清らかな生活を送っているのです。

グラハ・シャンティ(惑星をなだめること)はすべての惑星の調和をとることに他なりません。太陽は智恵の光です。月は献身の温もりです。火星は強さと決意 と集中です。水星はコミュニケーターです。木星はグル(師匠)です。金星は愛と信愛です。土星は規律です。ラーフとケートゥは両極にある障害であり、敵対 勢力との和解です。惑星のよい側面を見つめてください。そうすれば、惑星は鎮まります。それがプージャの効能です。
S.Shimizu
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