滝沢クリサヘル ─その1─ 時刻修正

まだ暑い日が続きますね。 今回は清水俊介が記事を書きます。

滝川クリサヘルさん、最近気になっていました。
そう、滝川クリステルのものまねをしている人です。最近よくテレビに出ています。

サヘルローズ    サヘルのプロファイル

もちろん、彼女のようなエキゾチックな美貌ももちろん嫌いではないです(むしろタイプです)が、それよりも「イ・イ戦争で、両親と10人いた兄弟姉妹すべてを失った」という彼女の壮絶な過去が、強烈に気にかかってしまいました。


かならずその証拠はホロスコープに出ているに違いない。。。

強烈な関心がわいてきました。家族全員を目の前で殺されるという事件は、必ずや誕生時刻の決定要因になるに違いないと考えたからです。逆にいえば、「他の要素はあまり考えんでもええかも」ということでもあります。

ラグナはどこ?

本名(芸名かも?)サヘル・ローズのオフィシャルサイトその他の情報によると、どうやら下記のようなことになるようです(どうやらというのは、そうでない情報もインターネット上には流れているからです)。

①4歳の頃、戦争で家族全員を失う
②6歳の頃、日本に住む伯母に引き取られる

これだけで誕生時刻を予測してみました。

まずオフィシャルホームページにある誕生日(1985年10月21日)でチャートを作ってみると、やっぱりありました。火星がラーフにアスペクトしています。これはかなり不吉なコンビネーションです。どう不吉なのか?それは絡むハウスに関係します。

それで場所をテヘラン(イラン)とし、時刻をあれこれ動かしみて午前3時頃にすると、どうやらそれらしいチャートができてきました。
  
Sahel_Rose_D1
Rasi Chart D1

Sahel_Rose_PlanetsPosition
Planetary positions

Sahel_Rose_D9
Navamsha D9

Sahel_Rose_D12
Dwadashamsha D12

獅子座ラグナ、つまり上昇宮が獅子座、人生そのものがドラマチック。2ハウス(顔)には金星と火星。なるほど、キリッとした端正な美人。ナヴァムシャでも、1-7軸(容姿)には金星と水星があり、容姿端麗。

彼女は「役者として大成し、養母に恩返しをしたい」という。3ハウス(芸能)にはラグナ・ロード(自分自身)の太陽が在住。水星と金星が3ハウス(芸能) と2ハウス(収入)で星座交換をして密接に絡みあっています。金星は第10ハウス(職業)も支配しています。このように1-3-10のハウスが絡みあうの は、俳優業によく見られるパターンです。さらに職業のカーラカである太陽と水星も3ハウス(芸能)に絡んでいるので申し分ありません。

念のため、月からも見てみましょう。月をラグナとすると、木星は3ハウス(芸能)を支配し、1ハウスに在住し、10ハウス(職業)を支配する金星にアスペ クト。金星は10ハウス(職業)を支配し、3ハウス(芸能)にアスペクトしています。月から見ても1-3-10が繋がりました。

このように、アセンダントから見ても月から見ても同じようなパターンが繰り返されるとき、そのパターンが示す象意が現象化する確度は高くなります。

さて、家族を襲った惨劇に話を戻しましょう。

ラーフは9ハウス(父)、火星は2ハウス(家族)、そして土星は4ハウス(母親)。家族を表す要素はことごとく生来的凶星が絡んで傷ついています。父親を 表す太陽は減衰し、なおかつラーフ=ケートゥ軸の下にあって傷ついています。母親を表す月は、12ハウスを支配して6ハウスに在住し、土星からのアスペク トを受けて傷ついています。

兄弟姉妹についてはどうか? 一般に兄弟姉妹を表す3ハウス(とくにYounger coborns つまり弟・妹を表す)は火星と土星に挟まれ(パーパカルタリヨーガ)、ケートゥと太陽が在住して傷ついています。念のため兄や姉を表す11ハウスについて も検討するなら、11ハウス(兄・姉)のルーラー水星も3ハウスに在住して同様に傷ついています。3ハウスのルーラーである金星は、3ハウスを失う2ハウ スに在住し、火星とコンジャンクト。ということで、やはり兄弟姉妹の象意も深く傷ついています。

次は、家族に起こった惨劇が、関係する重要な分割図にも表れているかどうか? です。これが、時刻修正の成否を決めます。

両親を表すドゥワダシャムシャ(D12)では、ラグナにラーフ=ケートゥ軸が絡んで傷ついています。暴力の火星は6ハウス(暴力)から、4ハウス(母)を支配して12ハウス(失う)に在住する月(母)と9ハウス(父)にアスペクト。

ナヴァムシャ(D9)でも、ラーフに火星がアスペクトしています。4ハウス(母)には火星が在住し土星がアスペクトし傷ついています。9ハウス(父)支配の水星は8ハウスのルーラー金星とコンジャンクトし、土星と火星のアスペクトが集中して傷ついています。

家族のテーマを表す要素はどの分割図でも傷ついています。

ダシャー分析

次はダシャーによる検討です。

① 月/ラーフ期:親兄弟姉妹を戦争で失う。
② 月/土星期:伯母に引き取られる。

月は12ハウスを支配し、8ハウスのルーラーである木星と6ハウスでコンジャンクトしています。6ハウスと7ハウス〔マラカ・スターナ〕を支配する土星は かなり凶悪ですが、月は土星からアスペクトされてます。このように、月の配置・状態が良くないとバラリシタ・ヨーガができていると言います。バラリシタ・ ヨーガは子供のアリシタ(障害・困難)です。このヨーガができていると、12歳までに死ないし死に近い状態を経験するとされています。それは本人だけでな く身内にも降りかかることもあります。月期は、彼女のみならず、彼女の家族にとって試練の時期でした。

アンタル・ダシャー(サブ・ダシャー)のラーフの検討ですが、ラーフの悪さはすでに述べたとおりです。付け加えるなら、ラーフを凶暴化させている火星は2ハウス〔マラカ・スターナ〕からラーフにアスペクトしています。

次は、伯母を頼って日本に移住してきたときのアンタルダシャーの土星について検討しましょう。土星についていえば、6ハウス(伯母)を支配して4ハウス (住居)に在住し、6ハウス(伯母)にアスペクトしています。伯母との関係が土星期に生じたのはこのためです。土星はもともと6ハウスと8ハウスのカーラ カであり、不本意な変化をもたらす力があります。月は4ハウスのカーラカで、家庭・家を表します。月/土星あるいは土星/月のダシャーは、誰にとっても転 居などの家庭環境の変化が生じる傾向が高まります。

最後に移住について分割図で見てみましょう。

住居を表すチャトルシャムシャ(D4)では、月は12ハウス(失う)に、ラーフは3ハウス(4ハウスを失う)に絡んでいます。そして、土星は1ハウス(住 居)と12ハウス(失う)を支配して4ハウス(住居)にアスペクト。4ハウス(住居)を支配する金星には火星(暴力)が8ハウス(中断・変化)からアスペ クトしています。あきらかに移転を含む住環境の大きな変化を表しています。しかもドゥシュタナ・ハウス(6,8,12)と凶星がしつこく絡んでいるので、 その移転は不本意で苦痛を伴うものでした。

Sahel_Rose_D4
Chatrshamsha D4
S.Shimizu
Calender
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