パンチャカルマ、ばんざい!

清水俊介が書いています。

ずいぶん更新していませんでしたが、みなさんお元気ですか?

実は、いまインドに来ています。日本を発ってもう少しで3週間になりますが、今回の滞在はもっともっと長くなりそうです。なぜ長くなるのか? 来年のこと をいうと鬼が笑うというので、それは別の機会に譲るとして、ところで日本では経済がたいへんなことになっているそうですね? 職を失い、家を失った人たち が急増している…;全国各地のハローワークは職を求めて来た人たちでごった返し、重苦しい雰囲気に包まれている…。しかしこれは日本だけでなく、世界中で 同時進行中の現象です。インターネットへの接続がままならないので、断片的な情報をつないで想像を膨らませているだけなのですが、私が海外で長期滞在する ときはいつも世界的な大変動と重なるんです。今回もそうなる可能性が高そう、そんな気がしています。
ずいぶん前のことになります。海外の大学に留学していたとき、天安門事件、東西冷戦の終焉、湾岸戦争などが重なって起きました。当時、セミナーに出席する ためにロンドン発サンフランシスコ行きの飛行機に乗ったのですが、テロを警戒してヒースロー空港でのセキュリティー・チェックが3時間もかかったのに、 乗ってみると機内はガラガラ。あのころ、アメリカ行きの飛行機に乗るのは覚悟がいりました。おまけに、サンフランシスコに着いて最初に見たUSA Todayという新聞には、Air Continental Go Bunkrupt! (コンチネンタル倒産!) なんて見出しが躍っていて、ビックリしました。なぜって、Air Continentalとは、いま乗ってきたばかりの飛行機の会社だったんです。帰りはどの飛行機に乗ったらいいんだろう? アメリカに着くなりいきなり 途方に暮れていたのを思い出します。

今回も、出発直前にムンバイで200人近い死傷者を出すテロ事件がありました。日本人の死者もでました。被害に遭われた方々には、心よりご冥福をお祈りし ます。それにしても、なんだかデジャブっぽい感じがします。身内や友人から安否を気遣う連絡もありましたが、それでも行きまーす、といって日本を出てきま した。そして、今回もエア・インディアに乗って来ました。インドはハイシーズンのまっただ中。デリーは乾期で涼しいはずの11月30日。デリー経由ムンバ イ行きエア・インディアは、いつもならほぼ満席で、仏跡巡礼の団体旅行客などを中心に日本人は半分以上を占めるはずです。しかし、というか案の定、機内は インド人ばかりで日本人はほとんどいませんでした。しかしテロ直後のことなので、かえってムンバイのテロ事件とはあまり関係なさそうです。原因はむしろ、 エア・インディアの老朽した機材を危惧した旅行代理店がこぞってエア・インディアを避けているからなのではないかと思います。なぜって? 今年の夏だった か、飛行中のエア・インディアのエンジンから落下した部品が、成田あたりで民家と車を直撃したニュースがありました。実は、同様の事故はインド国内でも報 告されていました。私が旅行代理店なら、やっぱりビビリます。エア・インディアの常連である私としては、早く信頼が回復され、活気が戻ることを望んでいま す。

そんな感じで始まった今回のインド長期滞在ですが、いまのところ順調です。というか、最初からコケないように気をつかっているというのもあります。

やはりインドで長期滞在というと、一番心配なのが健康です。デリーの5~6月は45°近くまで気温が上昇します。そう、その時期になっても今回はインドに いるつもりなのですが、そのころは、扇風機をつけると熱風が吹いて、かえって消耗してしまうのです。日本人はおそらくクーラーに頼る以外、どうしようもあ りません。しかし、クーラー付きの部屋が手にはいるかどうか…。その対策を今のうちに練っておく必要があります。あと、肝炎などの細菌性の感染症も心配で す。いずれにせよ、体力と免疫力が勝負です。これが長期滞在を成功させる鍵であろうと読んでいます。

ということで、前置きが長くなりましたが、いま南インドはケーララ州のコーチンというところで、アーユルヴェーダのパンチャカルマを受けています。デリー に入る前に、長期滞在に向けて、オイルマッサージで全身のオーバーホールというわけです。これで体力を回復し、免疫力を上げておこうという作戦です。

実は、今回は長期滞在になるというので、転居と確定申告、預貯金の管理などの様々な雑務を済ませておく必要があり、日本を出る直前まですったもんだしてい ました。転居は、せっかく親切な友人に手伝ってもらったにもかかわらず、結局、完了したのは出発する前日でした。疲労と寒さで風邪をこじらせ、咳き込んで 痰が喉に絡み、横になると呼吸困難になって寝れないという夜が続きました。そんな状態のままでインドに飛んだのですが、家を出てから24時間後、ようやく コーチンの空港に着いた頃はもうボロボロで、目指すアーユルヴェーダの病院には転がり込むようにして入っていきました。医師の診察を受けると、喘息の症状 が出ているといわれました。生まれてこの方、喘息などになったことがなかったので正直驚きました。それと同時に、納得もしました。昔、友人の妻が喘息で死 んだのですが、今回、呼吸困難を経験してその苦しみがよく理解できました。しかし、残りの人生、喘息を背負っていかなければならなくなってしまったのか と、暗澹たる思いにもなりました。

Ayurveda_complex

しかし驚くべきことに、全身オイルマッサージが始まって2日目にして、それまで10日間以上苦しんできた喘息の症状がいっさい消えたのです。咳、痰はもち ろん、胸のゼーゼーという呼吸の摩擦音も、完璧に消えていました。これまで2回、同じグループのアーユルヴェーダの病院に入院してトリートメントを受けた ことがあるので、その効果についてはわかっているつもりでしたが、今回はさすがに驚いてしまいました。

次回は、病院の紹介と、ある患者のホロスコープを紹介したいとおもいますが、どうなるやら。。。なにせインターネット環境が整っていないのでどうなるやら。
S.Shimizu
Calender
<
>
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 78
9 10 11 12 13 1415
16 17 18 19 20 2122
23 24 25 26 27 2829
30 31 - - - - -

全記事

Designed by 石津 花

Archive
no. of Visitors
検索
最新コメント
リンク
只今の訪問者数
現在の閲覧者数: