結婚シーズンとムフルタ

清水がデリーで書いています。

今日17日は、友人のニティンさんの従姉妹の結婚式。花嫁は大家の親戚でもあり、右隣三軒目の家に住むご近所さんでもあります。招待状を大家から頂いてたので顔を出してきました。これでようやく一段落というわけで、親戚でもなんでもない私が一番ほっとしているのです。なぜなら、これですこしは家のまわりが静かになるんではないかと期待しているからです。

結婚式入り口
結婚式ひな壇結婚式ビュッフェ結婚式踊り
 a.入り口b. 新郎新婦
c.ビュッフェ
d.ダンス
a. 結婚式場入り口

張りぼてだけど、こんな結婚式場の入り口の前に立つと、なんかワクワクします。

b. 新郎新婦

式場の最前列のひな壇では、新郎新婦がみんなから祝福を受けています。
新郎の衣装には50ルピー札が多数ぶら下がっています。

c. ビュッフェ

結婚式といえば、ビュッフェでしょう。
800人分の食事が用意されました。
食材は業者にまかせるとなにを使うかわからないので、家族が手配して当日、業者に渡して料理させるそうです。

d. ダンス

ひな壇の横にはダンス・ステージが設けてあります。
もちろんボリウッド・ダンス。
お酒が一滴も入っていないのにここまで盛り上がれるとはたいしたもんです。


追加写真

結婚式コック 結婚式モクテイル

 e.コックf. モックテル

e. コック

会場にはタンドーリもあってそこでナンが焼かれていました。
コックのなかには子供もいました。

f. モックテル

会場は禁酒なので、カクテルならぬモックテルを提供しています。
モックとは「偽装」を意味する英語です。


コメント

ヒンドゥー教徒の結婚式は、太陽が山羊座から双子座を運行するウッタラヤーナに集中します。だから、1月14日にウッタラヤーナに入るやいなや、解禁とばかりに街はいたるところで結婚式ラッシュです。私が暮らすこの町内会でも、たとえば一昨日(2/15)、隣の家で結婚式があったかと思えば、その隣の家で今日(2/17)もまた別の結婚式なのです。昨日(2/16)は結婚式の前日ということで、夜遅くまで歌や踊りで家の前の通りは大騒ぎでした。結婚式は明日(2/18)の早朝まで続くので、三日間は大騒ぎが続きます。そんな感じで、実は14日の土曜日からもう4連チャンで大騒ぎのしっぱなしなのです。騒音で眠れぬ夜が続いています。

ところで、占星術を学ぶものとして、式の日取りはちゃんと縁起を担いでいるのだろうかと気になるところです。

ニティンさんによると、この日は結婚に適した日だということでした。なぜなら、彼は、2月17日の結婚式に4カップルから招待状を受け取ったそうです。結婚式がこの時期に重なるのは、いま金星高揚のサインにあるからということもあるのでしょうか。太陽魚座にあるときは結婚に適さないとされるので、太陽が水瓶座にあるいまのうちに、ということもあるのでしょう。太陽が魚座を抜けて牡羊座に入る頃はもう4月で、デリーはすでに猛暑になっているからです。さすがにインド人もこの時期には外出したくありません。

しかしそうはいってもこの日は火曜日です。火星が支配する日です。ナクシャトラはというと、さすがに結婚に良いとされるアヌラーダーです。しかしティティはといえば、クリシュナパクシャ9番目なのです。 4,6,8,9,12,14番目のティティはできるだけ避けなければいけないはず。う~ん、火曜日クリシュナパクシャの9番目のティティというのはひっかかるなぁ。

しかも火星もラーフも山羊座の15°で1°以内のコンジャンクトで、減衰する木星は16°でラーフと火星にとても近く深く傷ついてグルチャンダル・ヨーガです。ビビってしまいそうな配置なのですが。。。おそらくナクシャトラだけで選んでいるのではないだろうか。。。

なぜなら、やっぱりいい日はどこも結婚式場は予約がいっぱいでなかなか予約がとれないらしい。神父ならぬパンディジ(祭祀を行うバラモン)もそういう日は引っ張りだこで、そうやって結婚式場やパンディジ相場はうなぎのぼりに上がっていくのです。だから結局、妥協して混み合わない日を選ぶしかありません。たとえば、バレンタインデーの2月14日に結婚式を挙げるというカップルも増えてきているといいます。これは占星術とはまったく関係ありません。しかしそこまでいかなくても、ナクシャトラだけ見て決めるのも妥協策としてあり得そうです。火曜日なんていかにも式場が空いていそうではないですか。つまり、パンディジのいうことをまともにきいていたら、いくらでもお金がかかってしまうのです。その反動として、パンディジのいうことなんか信用しない、という人たちが増えているのも事実です。

そういえば、アキルも4月に結婚します。アキルとは、昨年、私がデリーで1ヶ月半下宿していた家の次男坊です。私はすっかり忘れていたのですが、彼が今年結婚するだろうと私が家族に言っていたらしいのです。で、その彼は、いよいよこの4月にめでたくゴールインです。予言的中です。それはいいとして、実は3月に入ってまもなく金星逆行し、さらに末日まで太陽コンバスされているのです。金星が逆行してコンバストされているあいだは、結婚式には向きません。しかし4月中旬になると、太陽は高揚の牡羊座に移行し、金星は逆行から順行にもどります。つまり同じ4月でも前半と後半では雲泥の違いがあります。彼の結婚式は彼の誕生日、4月26日だといいます。魚座の太陽を避けた結果なのでしょう。

追記

そういえば、先週、シュリKNラオの弟さんから結婚式の招 待状を頂きました。

KNRao名の結婚式招待状

招待状を見ると、彼の息子のゴータムがイギリス人女性のヴェネチアと結婚するとあります。で、招待する側のトップにK.N.Raoと書いてあります。シュリKNラオが甥の結婚式の主催者になっているのです。会場は、なななんと、"St. Mark's Cathedral"、つまりキリスト教の教会です。これはおもしろい!ぜひ参加しなくては!と思い、その場に居合わせたアバやアニールにも「出席するんでしょ?」と訊いてみました。そしたら、「バンガロールよ...」といって口を濁してしまいました。えっ、バンガロール? そうか、バンガロールはちと遠いな。アバは「あたしは来週からまた銀行で働くことにしたからいけないわぁ」といって逃げてしまい、アニールは隣の部屋に行ってしまいました。

ところで結婚式は2月27日となっています。さすが手抜かりがないですね。この日は金曜日で、ナクシャトラは結婚によいとされる固定のナクシャトラのウタラバードラパダ、ティティはシュクラ・パクシャの3番目でこれも良い、ヨーガも23番目でこれも良い。火星は23°、木星は18°、ラーフは15°、コンジャンクトしているものの、だいぶ離れてきている。3月に入るとこんどは金星が逆行し、太陽とコンバストするから、この辺で手を打つしかないのかもしれない。やはりムフルタの違いは歴然としています。
S.Shimizu
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