試験終了

清水がデリーで書いてます。前回の続きです。

試験が終わった。

難しかったけど、時間をかけて準備した甲斐はあったと思う。

結果からいえば、通ったんじゃないかなぁ。。。

中間試験
 

試験会場に来てみると、知らない人がたくさんいるかと思えば、知っている人が意外と少ない。

知らない人たちとは、これが再試験となる人たちである。昨年11月の中間試験に落ちた人たち。あるいはそれを欠席した人たち。つまり、私たちより半年だけ先に進んでいる先輩たちである。

彼らは来月に期末試験を控えている。その試験準備のついでに中間試験再試験を受けていた。みんなアーチャリア期末試験の準備はたいへんだといっている。かなり消耗している。その様子が表情ににじみ出ていた。

知っている人が少ないというのは、私のクラスの約半分近くが今回の中間試験を欠席しているからだ。彼らは最初から、この中間試験を捨てている。そして11月の再試験にかけている。

これはどういうメリットがあるのか? 

私たちは12月に期末試験を受けることになる。そのときにまた今回の試験範囲にくわえてさらにこれから半年間に習う新しい科目を合わせた範囲が試験の対象となる。

期末試験アーチャリア修了試験でもある。中間試験よりもっと本格的で、2教科ごとに3時間の試験が課せられる。なので3時間の試験がぜんぶで5回、つまり5日間もある。週末ごとに1ヶ月かけてじっくり行うのである。まるで大学の入学試験なみのボリュームになる。

期末試験の範囲はとうぜん今回の中間試験の範囲を含む。どうせ期末試験の準備を周到にしなければならないんだから、そのついでに11月に中間試験再試験を受けた方が準備が一度で済む。だからその方が効率的ではないか、というのである。

う~ん、クレバーな人たちである。

しかし、11月に再試験を受けて、その後すぐに12月に期末試験を受けるというのは、いかにもあわただしい。いまのうち中間試験はすませておいて、その上で期末試験にじっくり取り組んだ方がいい。そうと考える人たちもいる。そういう人たちが、今回の試験に臨んでいる。

ま、そういう駆け引きをみんなしているわけ。
みんな私のように暇じゃない。
だから、いかに効率よく試験を乗り切るかに汲々としている。

いかに試験を効率よく乗り切るかといえば、今日のサンジャーイ・グプタのような人もいる。


はっきりいってサンジャーイ・グプタには参った

サンジャーイは、40代中頃のインド陸軍大佐。大佐といえば、将官(准将・少将など)までもうすこしで手が届くところにあるランクだ(と思う)。いずれにせよ、エライのである。そんな彼とは、授業の休憩時間に一緒にお茶を飲んだり、トイレに付き合ったりしている。いわゆる連れションの仲である。

しかしサンジャーイはひょうきん者で、下ネタも自在にこなし、軍人らしくない。彼が、「陸軍大佐だ」というと、まわりは一様におどろく。それほど、見かけも言動も、軍人らしくないのである。

そう、同じ大佐でも、みんなから尊敬されているゴウル大佐とはだいぶ違うのだ。私のインド陸軍将校のイメージは、ここの教官でもある退役軍人、ゴウル大佐をモデルにできあがっていた。しかし、それは、サンジャーイと付き合うようになってからかなり修正された(というか、くずれた)。

そんなサンジェーイ・グプタが、今日の試験では私の前の席に座った。そして試験中、ときどきそれとなく振り返っては、私の答案を書き写すのである。カンニングである。ひょうきん者とはいえ、さすが軍人。がすわっている。

前半の客観テストはまあなんとかカンニングできる。しかし、後半の記述テストははっきりいってカンニングはムリである。なので最後には彼もあきらめて、試験半ばで早々に答案を試験監督に提出し、退出していった。

それにしても冷や汗ものだった。

だってすこしでも抵抗すると、「友人(ダチ)ならきちんと見せろよ」と真顔でいうのである。
カンニングに協力すると、いうまでもなく私も同罪である。
みつかったら終わりである。

プライドっちゅうもんはないんかい? もうすこしで将官になるんだろ(まずムリだろう…)? カンニングしている場合かよ! 

そうエールを心の中で彼におくりながら、試験に破れて早々に会場を去っていく彼のさびしそうな後ろ姿を見送ったのだった。サンジェーイ・グプタははおそらく11月の再試験を受けなければならないだろう。


さて、本日の中間試験の具体的な内容についてはなしをしよう。

試験は、前半に40分間の客観テスト、5分の休憩を挟んで後半は2時間15分間の論述テストがあった。

客観テストは、択一問題正誤問題穴埋問題が合計40問出た。配点は40点。

記述テスト
は、大きな設問が3問出された。配点は60点。

それぞれ合わせて100点満点で、だいたい3割が合格ラインだという。

客観テストは試験問題が解答用紙にもなっている。会場で提出してしまっていま手元にはない。難問奇問はこの客観テストに集中する。今回紹介できないのが残念である。

今日は最後に、本日行われた記述テストの内容を紹介しようと思う。

さてみなさん、どれくらいできるかな?

設問1は、「職業」と「各種ヨーガ」と「ジャイミニ」に関する問題。
設問2は、「ヴァルシャファル」に関する問題。
設問3は、「寿命」に関する問題。


設問は英語とヒンディー語で出された。
私は英語で解答した。

会場内に持ち込めるのは、筆記用具、電卓と天文暦、パンチャーンガのみ。
ダシャー、分割図ははもちろん手計算で求めるしかない。


バールティア・ヴィッディア・バワン 占星術学校
ジョーティシュアーチャリア中間試験
2009年5月

時間:2時間15分
配点:60点

設問1:次のホロスコープについて問に答えよ。

中間試験に出たチャート

(a) ホロスコープで職業をみるとき、どのような項目について検討すべきかについて述べ、次にそれらを用いてこのコープの持ち主の職業について分析せよ。(配点15点)

(b) このホロスコープに見られる惑星のコンジャンクション、ナバサヨーガ、その他のヨーガについて列挙し、その効果について論じよ。(配点10点)

(c) ホロスコープの持ち主は1997年2月14日に結婚し、1999年7月4日に娘を授かった。これらのイベントについてチャラ・ダシャーを用いて分析せよ。(配点13点)


設問2:次のなかから3項目を選び、それぞれについて簡単に説明せよ。(配点12点: 4 x 3 = 12 )

(a) イタサーラ・ヨーガ(Ithasala Yoga)とそのバリエーション。

(b) カンブール・ヨーガ(Kambool)とガイリ・カンブールヨーガ(Gairi Kambool Yoga)

(c) アニュアル・チャートにおけるサハム(Saham)とその用法。

(d) イヤーロードの選択に関する規則。

(e) トリパタキ・チャクラ。


設問3:次のなかから2項目を選び、それぞれについて説明せよ。(配点10点: 5 x 2 = 12 )

(a) 12歳までは予言を行ってはいけないことについて。

(b) ムリチュバーギャとその重要性について。

(c) チッドラ・プラネットについて。

(d) ジャミニの寿命算定法PAMについて。
S.Shimizu
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