教育のハウス

意見がよく分かれるテーマのひとつに、教育のハウスがあります。どのハウスが、教育のテーマをよく表すのか?というはなしです。2ハウス、3ハウス、4ハウス、5ハウス、9ハウスを教育のハウスとして見るのが一般的ですが、それだと、なにかを予測するにはあまりにもアイマイです。

北インドに住む占星術家の多くは、5ハウスを教育のハウスだとしますが、南インドの占星術家は、4ハウスを教育のハウスとします。たとえば、南インドのバンガロール出身のBVラーマンは、4ハウスを教育のハウスとしますが、ニューデリー出身のKNラオは、5ハウスを教育のハウスとします。

聖仙パラシャラの『ブリハット・パラーシャラ・ホラ・シャストラ』の第11章には、説得力のある引用が記載されています。そこでは、パラーシャラが5ハウスを知識、習得、知性のハウスとしているのがわかります。占星術の父であるパラーシャラがそう言うのですから、とても権威があります。

ハウスの違いを論理的に説明するなら、次のようになるでしょう。

2ハウスはスピーチと古典の勉強を表すので、2ハウスは口頭による伝統的な学習を表すというものです。2ハウスは家庭でのしつけから幼稚園までの教育を表します。

3ハウスは、商業学校や職業訓練を表します。しかし、それらの多くは、5ハウスによってももたらされます。

4ハウスは、義務教育過程を指します。なぜなら、義務教育は、人生の礎を形成し、子供時代からの状態を表すからです。そして、4ハウスは、学士・学位を表します。それらは、キャリアの基礎となるからです。

5ハウスは、大学での教育や、自分で選択する教育を表します。義務教育は対象とはなりません。5ハウスはダルマ・ハウスのひとつなので、強い関心、インスピレーションをもたらすようなテーマ、傾向、才能を現します。5ハウスは、3ハウスから見て3ハウスなので、3ハウスより一段レベルが高くなります。3ハウスは趣味を表すのに対して、5ハウスは強い興味・関心を表します。

9ハウスは、より高度な教育や、修士や博士のような大学院レベルの教育を指します。9ハウスは、5ハウスから見て5ハウスなので、より高度な教育を表します。


シュリKNラオとニュー・デリーのバールティヤ・ヴィッディヤ・バーバンの教師たちは、教育のハウスとして5ハウスをいちばん重視しています。これは、聖仙パラシャラと同じ見解です。

5ハウスは、義務教育ではない教育を表し、大学レベルの教育を表します。教育において選択の余地があるなら、5ハウスのテーマです。

義務教育や、幼稚園から高校までの教育は、4ハウスのテーマです。これは、土台となる教育です。

2ハウス、3ハウス、9ハウスは、家庭教育、趣味、職業学校、高度な教育を表します。

バルティヤ・ヴィディヤ・バーバンの教師のひとりゴウル大佐は、教育に関しては、2ハウス、4ハウス、5ハウスを重視しています。ゴウル大佐は著書『The Astrology of Professions』のなかで、「全体的にいって、教育を見るとき、2ハウスには10%~15%、4ハウスには25%~30%、そして、5ハウスには55%~60%のウエイトを置くべきだ」としています。
S.Shimizu
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