豚インフルエンザはやくも猛威をふるい始める

清水がデリーで書いています。

インドでの生活には不便がつきものだ。

不便の種類は、どこに住むかに大きく依存する。
私の場合、停電インターネットの不通テレビの受信障害にいつも悩まされている。
こまかい不便はもっとあるが、生活の支障をきたすのはいまのところこの3つ。
かならずこの3つのうちどれかが発生している。
なにひとつ不自由のない生活がめずらしい。
ああ、日本の生活がなつかしい…。

一昨日の夜、停電になり、ファンも冷房もとまった。
汗が滝のように噴き出した。
2時間ほどしてそれが直ったかと思ったら、今度はテレビが付かなくなった。
管理人に文句を言ってもいっこうに直る気配がない。
 
それでテレビニュースは1日以上見ていなかった。
今日のいまになってもまだ見ていないのだが、いまさっきインターネットでインドのニュースを見て驚いた!

豚インフルエンザの死者はなんと20名になった。
この1日半のうちに12人が死んだことになる。
インド最大の都市ムンバイ(ボンベイ)があるマハラシュトラ州に集中している。
10名以上の死者を出しているプネもマハラシュトラ州にある。
しかし、南インドにある美しい街バンガロールでも死者が出た。

ムンバイでは当分の間あらゆる学校がシャットダウン(閉鎖)になるという。
ちょうど8月15日の独立記念日をはさんで連休があるのが幸いだ。
政府は8月13-14日に祝われるジャンマシュタミ祭を前に、感染拡大を防ぐため、外出をなるべく控え、人ごみを避けるよう呼びかけている。
加熱せず、「Slow」にやってくれと政府は呼びかけている。

私が住むデリーはというと、いつ最初の死者がでるかと戦々恐々としている-「Delhi is on the Edge」。

また、インド政府は、タミフルやそのジェネリック(後発)版の製造を手がける大手製薬会社に国家的非常事態への協力を要請し、タミフルの格安での提供や備蓄などを求めていくらしい。

そして、現在店頭での一般販売が禁止されているタミフルが違法に売買される可能性があるため、取り締まりを強化するとしている。

しかしその一方で、豚インフルエンザの感染拡大を防ぐため、政府は2週間以内に消費者への直接販売を許可する見通しで、製薬各社はタミフル小売販売に乗り出すことが可能となるという報告もある。

まったく逆の動きが同時進行しているわけだ。
だいじょうぶか?

さて、事情通のデリー駐在員Tさんから今朝も電話があった。

日本でもインフルエンザがじわじわ拡大していて、このまま冬を迎えるとたいへんなことになるという話があるらしい。

で、さっそくインターネットをググってみた。
最初、ちょっととまどった。
豚インフルエンザという言葉を探してもみあたらない…。

あ、なーるほど、日本では新型インフルエンザと呼んでいるんだ。
豚インフルエンザとすると、豚肉などを扱う業界に多大な影響があることを気遣って言葉を慎重に選んでいるのかな、日本らしいなぁ、と思った、
しかし、ちょっと調べてみるとWHOは豚インフルエンザ(Swine Flu)という呼称は適切ではないとしているのがわかった。
に限らず感染しているすべての動物から感染する可能性があるからだ。

いずれにせよ、インドはこれからちょっとやばいかもしれない。

この秋以降にインド旅行を考えている方がおられましたら、現地の最新情報に注意しながら旅行プランを慎重に練ってください。

あっ、このエントリーを書いている間にまた一人お亡くなりになった。
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S.Shimizu
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