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宝石の処方は百害あって‥‥!?

デリーで清水が書いています。 

先週のShr.K.N.ラオ邸でのプージャのあと、興味深いプレゼンがあった。
プレゼンのタイトルは、「Effect of Gem Stones on Human Aura」。

Gems_on_Aura_1

 Gems_on_Aura_2


プレゼンターのアマン・グラッチは、バールティヤ・ヴィッディヤ・バワンの卒業生。
TATA Communicationsでオーラの研究をしている。

アマンらは、宝石を身につける前のオーラの状態と身につけた後のオーラの状態を比較研究してきた。
今回のプレゼンはその中間報告だった。

ずばり、宝石を身につけることではたして心身に良い影響を期待することができるのか?
   
これまでの実験の結論は、No!であった。
どの宝石を身につけても、オーラの状態は改善するどころかむしろ悪化したというのだ。

"Well done!"
周囲から賞賛の声が上がった。

宝石の処方は、パラーシャラの古典BPHSにはいっさい書かれてない。
なのに、宝石の処方は、占星術による代表的な処方として最も有名だし人気もある。
占星術イコール宝石の処方」のごとく同一視されている感すらある。

占星術の評判を地に墜としめた罪に関してはA級戦犯のそしりを免れ得ない。
これが、Shr.K.N.ラオの宝石の処方に関する評価だ。

Shr.K.N.ラオは、占星術にまつわる悪しき迷信をこれまでにいくつも打ち破ってきた。
「カーラサルパヨーガ」「サディサティ」…
宝石の処方悪しき迷信のひとつだ。
なんとかこれも打ち破りたい。

この研究の成果は、Shr.K.N.ラオたちを勇気づけた。
Shr.K.N.ラオからは、解明すべき様々な課題がアマンに提示された。

しかし、「宝石の処方は効かないどころか有害ですらある」という結論を早計に受け入れていいのだろうか?

あるヨギの自叙伝』には、スリ・ユクテスワヨガナンダにエメラルドを処方するくだりがある。
欧米ではこの部分が宝石による処方正当性・正統性の根拠となっていたりする。

また、アーユルヴェーダには宝石を砕いて処方するという治療法もあるそうだ。

まだ検討の余地がないのだろうか?

今回の結論にいたる背景には、まだいろんな仮説が成立する余地がありそうな気がする。
つまり、つっこみどころはまだ満載じゃないのかということ。

「宝石は身につける前に儀式等で浄化をする必要があるとされているが、それがきちんとできていなかった」
「たとえ儀式等で浄化したとしても、宝石はエネルギー吸収力が強いので、汚れやすい」
「いや、そもそも浄化の儀式に意味があるのだろうか」
「いやいや、そもそも効果が出るほどパワーのある宝石はほとんどマレなのではないか」
「いやいやいや、そもそも宝石にそのような効果が期待できるのだろうか」
「‥‥‥」

Shr.K.N.ラオは、宝石の都市ジャイプールで40年間宝石商をしていた人から聞いた告白(Confession)を披露した。
正直に話すけど、宝石の真贋(どれが本物でどれが偽物か)の判断はほとんど不可能だ

いずれにせよ、最終結論とするには時期尚早だ。
しかし、「宝石やその浄化方法に詳しくない者が選定する宝石は、効果が期待できそうもないどころかむしろ悪く作用する可能性すらある」くらいのことはいえそうだ。
(もっとも、今回に限らず一連のオーラのはなしは、オーラの計測技術が確立しているという前提でのおはなしです。この前提が崩れると、一連のはなしはみんなコケちゃいます)

オーラの研究は今後も継続するし、成果が出るたびに報告をしにくるということだった。

関連エントリ
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ヒーリング音楽と占星術
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