【おしらせ】 年末集中セミナー@バラーティヤ・ヴィディヤ・バワン

年末といえばバラーティヤ・ヴィディヤ・バワンで行われるロシア人を対象としたセミナーが定番になっている。
今年も12月5日から15日までの日程で10日間にわたって行われる。

KNRao_at_Seminar_1
2009年ロシア人を対象とした年末セミナーで講義をするShr.K.N.ラオ

ところが今年はちょっと違う。

いんたぁーなしょなる・こーす」も予定されている。

バラーティヤ・ヴィディヤ・バワンの2年コースに参加できないインド国内外の人たちを対象に、同校の教授陣が高密度な講義を集中的に行おうという企画である。

日程は12月15日~30日の15日間。

昨夜、ラオ先生宅でその打ち合わせがあった。
 
この「いんたぁ~なしょなる・こーす」をどのように運営し首尾良く成功させるか?
それについておもに議論された。

出席者はバラーティヤ・ヴィディヤ・バワンの教官ばかり。
なぜかそこに僕も呼ばれていた。

まずいくつかの課題について討議した。

たとえば

①受講者の多様性
②プロフェッショナル占星術家を受け入れるべきかどうか
③英語の問題


①受講者の多様性

これがおそらく最大の問題であろう。

これまでに集まった受講希望者のリストを見れば、国籍、文化的背景、学歴、ジョーティシュの知識の精度と量、ジョーティシュに対する考え方と姿勢、ジョーティシュの経験内容は、多種多様である。

これまでセミナーを提供してきたロシア人とは大きく違う。
ロシア人の場合、国籍や文化背景はもちろん、占星術の知識や経験についても似通っていた。
占星術に接する姿勢や考え方についても共通の理解が得られていた。

そういうこともあって、ロシア人を対象としたセミナーでは長年成功を収めることができだが、そのノウハウが今回のセミナーにどれくらい通用するのか。

②プロフェッショナル占星術家を受け入れるべきかどうか

これは、わかりやすくいえばジョーティシュを金儲けの道具としている人たちを手助けする結果になるかもしれないというリスクをどう管理するかという問題である。

いうまでもなくこのセミナーの目的は、占いビジネスをブーストする手助けを担うことにはない。

③英語の問題

これは、主催者側の問題というよりも受講者側の問題だ。
受講生にとってみれば、これがセミナーの成否を決めかねないほど重要な問題であることは間違いない。

セミナーは英語で行われる。

受講希望者の多くは、アメリカやオーストラリアなどの英語圏に住む人たちやインド人だ。
しかし、英語を母国語としない地域、たとえば東アジア(台湾、日本、中国)からの受講希望者もいる。

なかには英語にあまり自信がなさそうな人もいる。

授業内容がじゅうぶん理解できる程度の英語力は必須である。
そうでなければ授業が成り立たない。
そういう人がクラスに何人いるかにもよるが、複数いるとなると授業の妨げになりかねない。

しかしだからといって、英語のテストを行うわけにもいかない。
そもそも受講したいという人を英語力不足を理由に断ることができるかどうか。

「言葉がわからないのに参加したがる理由がわからない」
「金持ちなんだろう?」
「BVBの修了証がほしいだけじゃないのか?」

結局、議論は後日に持ち越しということになった。

この議論をふまえた上でShr.K.N.ラオから、このセミナーの意義と役割について説明があった。

①欧米で広まっているヴェーダ占星術の軌道修正をする。
②BVBがやらなければ、欧米のヴェーダ占星術家がやるだろう。
③ロシア人を対象としたセミナーの経験値が蓄積されてきた。


以下、簡単に説明しよう。

①欧米で広まっているヴェーダ占星術の軌道修正を行う

受講生の多くがこれまで接してきた欧米のヴェーダ占星術。
それは、欧米だけでなくインド国内にも浸食しつつある。
しかし、ヴェーダ占星術は、インド本来の伝統に根ざすインド占星術とはだいぶ趣を異にしている。
今回のセミナーでは、すくなくともバラーティヤ・ヴィディヤ・バワンで実践されているインド占星術との違いをはっきりさせる。
それは、それなりに意義があるだろう。

)ニュー・エージ・ナンセンス

ニュー・エージ・ナンセンスというのは、Shr.K.N.ラオの造語である。
いろいろある。
たとえば、マヤ暦、アセンション、ソウル・メイト、ミッション、セックス・ヨーガ etc

とりあえず占星術に関していえば、

・インド占星術を学べば、スピリチュアルなガイダンスができる。
・個々人に課せられたミッション(特別の任務)を伝導することができる。

とくにアメリカを中心とする英語圏では、そう信じられている。

しかしこれは、ナンセンスである。

こういうことができるのは、ふつうはグルと呼ばれている人たちだけだ。
すくなくともインドでは、スピリチュアル・ガイダンスはヨギが行うものである。
占星術はアパラ・ヴィッディアに属し、あくまでも世俗的な問題を解決するための実学のひとつなのだ。
しかし、欧米ではインド占星術を学べばグルを演じることができると思われている。

また、ミッションはだれにでもあるものではない。

多くの人々は、過去生で積んだカルマを善かれ悪しかれ経験するために転生してきたに過ぎない。
だれもがミッションを果たすために生まれてきたと考えるのは、ナンセンスである。
もしそうなら、世の中は救世主であふれかえっている。

欧米では、このニュー・エージ・ナンセンスの拡散にヴェーダ占星術が一役買っている。
それについては、きちんとしたインドの伝統的な考え方を伝えておく必要があるだろう。

)プレディクティクションの欠落

欧米で行われているヴェーダ占星術のほとんどは、カウンセリング、サイコロジーの一種である。
プレディクションのデモンストレーションはほとんど行われていない。

理由のひとつは、プレディクションを行える先生がほとんどいないからだ。
ごく一部の例外が、マーク・ボニーをはじめとする数人だけだ。

二つめの理由は社会的背景である。

欧米ではプレディクションをしてはずれたばあい、訴えられる危険がある。

いずれにせよ、受講生の多くはインド占星術の本当の姿を知らない。
だから、受講生を前にしてプレディクションをデモンストレートしなければいけない。

)コンピュータ依存症

コンピュータが無くても、頭だけをつかって多くのことがわからないといけない。

CAR、すなわち、Concentration, Analysis, Retentionについて一日を費やす。

②BVBがやらなければ、欧米のヴェーダ占星術家がやるだろう

バールティヤ・ヴィッディヤ・バワンがこういう啓蒙活動をやらなければ、欧米式ヴェーダ占星術が世界を席巻してしまうだろう。

もしこれを看過するなら、ニュー・エージ・ナンセンスに染まったサイコロジー・ヴェーダ占星術が広まっていくだけである。

はなしがすこし脱線するが、これはヴィシャーカパトナムでビサリアジが、日本でのセミナーの開催にあまり乗り気でなかった私に話した内容だ。

幸い日本はまだ欧米式ヴェーダ占星術の影響があまり広範に及んでいない。
日本で何回かセミナーを行ったポールも、Shr.K.N.ラオの系統だ。

ビサリアジは、日本でのセミナーの開催に意欲を燃やしている。

③ロシア人を対象としたセミナーの経験値が蓄積されてきた

そこへきて、ロシア人を対象としたセミナーの経験値も蓄積されてきた。
しかし、ロシアは欧米ほどニュー・エージ・ナンセンスにおかされていない。
そこがちと違う。

ということで

以下、この年末に予定されている「いんたぁーなしょなる・こーす」@バラーティヤ・ヴィディヤ・バワンに興味を抱いた方に情報を提供するです。

状況は時々刻々と変化しています。

当初3つのコース(Basic, Medium, Advanced)が予定されていましたが、2つのコース(Basic, Medium)に絞られる可能性があります。

日程は12月15日~30日の15日間です。
受講料は500ドルです。
使用言語は(インド)英語です。

英語がある程度できないと、すくなくともヒヤリング力がないと、かなりきつい2週間となるでしょう。
TOEICでいえば最低でも750くらいの実力は必要なんじゃないかな。
受講生は英語を母国語とする人が中心になるので、英語に関する手加減(ゆっくりはなしてもらうとか、何度も繰り返してもらうとか)はあまり期待できないんじゃないかな。

受講希望者は、募集要項を読み、必要事項を記入して、以下のメールアドレスにご連絡ください。

stellargroup@att.net

私も、おそらくスタッフとしてセミナーに参加することになるでしょう。
では、年末にバラーティヤ・ヴィディヤ・バワンでお会いしましょう。

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Astrology Course 2010

Institute of Astrology ,Bharitya Vidya Bhavan , New Delhi is the largest school of Astrology in the world. It has the largest research section anywhere, comprising of teachers and 300 senior students, who research various domains of life that affect a person in life.

For example the Bhavan has published research, first in its field, in areas like marriage, profession, education and Jaimini Astrology.

With 50 published books in Hindi and English and twelve of them being translated into Russian and Japanese, Bhavan stands unparalled in astrological activities.

We have received hundreds of queries from lovers of astrology from all over the world wanting to learn Vedic Astrology.

A lot of you wanted to know if we provide correspondence courses in astrology.
We believe that astrology that can be absorbed can only be taught in a class by an experienced teacher of astrology.

We have been receiving requests from many people who are unable to do the two year course in Bharatiya Vidya Bhavan, to introduce a correspondence course.

Instead we have decided to have personal teacher-student reaction which we have been having successfully with Russians since 1998 both at Moscow and in Bharatiya Vidya Bhavan, New Delhi.

Since it is going to be the first ever personal teacher-student reaction for students other than from Russia , we would like them to answer the questions given below in an email and send them to us.

Proposed categorization

i) Basic
ii) Middle
iii) Advanced.

The proposed program can be made more meaningful for the participants if we know the level of their astrological knowledge.

( Please answer the following questions in the same order as below and email them to us).

We need to get this feedback from you as soon as possible so that we can guide you to the right class.
All emails should be addressed to stellargroup@att.net

i) Courses attended so far
ii) The time since the participant is engaged in learning astrology
iii) Books read on astrology till date
iv) Reasons for joining the course
v) Paper written (if any)
vi) Paper presented (if any)
vii) Books written (if any)
viii) Educational background
ix) Level of faith in Astrology
x ) Experience with astrologers and astrology.

Depending on the time available with the participant he or she can opt for the 15 day or the 7 day program.

By making 3 levels it will be easier for us to offer meaningful course content to the participant based on his level of astrological knowledge.

The books recommended for the basic course should be Learn Astrology Easily, Astrology Destiny and the Wheel of Time , Ups and Downs in Career and Yogi's Destiny and the Wheel of Time.

The Books for Middle level should include Karma and Rebirth, Risks and Tricks , Jaimini Chara Dasha, Vimshottari Dasha. Prashna by Deepak Kapoor, Sthir Dasha and a few more.

For the advanced course all the above books are recommended

A certificate of participation will be provided to each participant on completing the course by the Institute.

Brief Information about the 7 day/15 day Course

- Nationality
- Age
- Sex

- The course will be held from December 15th, 2010 to December 30th, 2010.
- Venue will be Bhartiya Vidya Bhavan , New Delhi
- The course will be taught by teachers of Bhartiya Vidya Bhavan and some classes will be conducted by Shri KN Rao.
- Medium of instruction will be English.
- Maximum class of 35 students only can be accommodated per class. Participants will be admitted on a first come basis.
- Accommodation for the duration of the course is the responsibility of the participants though we will provide some helpful guidance to locate reasonably priced hotels in the vicinity.
- We will provide the participants with lunch and tea/snacks during the class days.
- Each class day will be approximately 8 hours of instructions including one hour of lunch break.

Course Content (Tentative depending of level of those participating)

- Astrology for beginners.
- Parashari Predictive Principles
- Predicting through Vimshottari dasha
- Predicting through Chara dasha
- Use of Ashtakvarga in Predicting
- Varshaphal or Annual Horoscope
- Prashna Astrology
- Mundane Astrology
- Jaimini Astrology
- Other topics

We expect the participants to be well acquainted with basics of Vedic Astrology.
You may read books by Shri KN Rao and other teachers of Bhartiya Vidya Bhavan.
Course material will be provided to the participants during their first day of classes.

Course Fees:

$ 500 for all participants from outside India (Course duration 15 days)
Rs (INR). 20,0000 for participants from within India (Course duration 15 days)
$ 250 for all participants from outside India (Course duration 7 days).
Rs. (INR). 10,000 for all participants from within India (Course duration 7 days)

Your participation in this 7day/15 Day Full time course should be confirmed by November 25th, 2010.
We need a confirmation email from you and the full amount of fees.
Fees can be paid via Check, Bank Draft, Money Order, International Money Order.
All payments should be mailed to the following address (please include your name and address, email id, phone number and the course you intend to participate in on a separate sheet of paper)

S.Shimizu
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