ホンモノのヨーギーに会いに行った

デリーで清水が書いています。

昨日と今日、Shr.K.N.ラオと一緒にハンス・ババ(写真)に会いに行った。

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ハンス・ババはバラナシの近くにあるミズラプールというところに住んでいる。
そこには、ババを慕う人たちがアシュラムを作ってババのもとで暮らしている。

ハンス・ババは、ときどきなんの予告もなく、ふらっとデリーを訪れる。

そのとき、お付きの人からShr.K.N.ラオに電話で知らせが入る。
そして、Shr.K.N.ラオは弟子を引き連れてババを訪れる。

前回、Shr.K.N.ラオがハンス・ババを訪れたのは昨年7月18日だった。

その前日、私は日本からデリーへ戻ってきたばかりだった。
あいにく、連絡の行き違いでその場に居合わせることができなかった。
私は、地団駄を踏んでくやしがった。

今回は、今週の水曜日のプージャで突然、ハンス・ババに会いに行くとShr.K.N.ラオから聞いた。
まよわず私は手を挙げた。

‥‥‥‥‥‥

ハンス・ババは、専用にしつらえてある高床式の小屋のベランダに居た。

気温は5℃くらいなのに、ハンス・ババは上半身裸身だった。

じっとしていると体が冷え切ってしまうくらい寒い。
しかし、ハンス・ババはまったく寒くないのだそうだ。
たしかにハンス・ババの肌には鳥肌がまったく見えない。

ヨーギーは冬のヒマラヤでも裸で平然と過ごしている。
夏の炎天下でも、裸で平然と過ごしている。

五感を制御できているからなのだ。

五感から得られる悦び(五妙欲)はないが、五感を原因とする苦しみもない。
快・不快、幸・不幸を越えた先に、心の平安(Peace of Mind)が訪れる。

それに、Shr.K.N.ラオによれば、ハンス・ババはアムラーという果実を使ってある特殊なクリームを作る技術を知っており、それを肌に塗ると、まったく寒さを感じなくなるそうだ。
Shr.K.N.ラオは昔、ハンス・ババからそのクリームの提供を受けたが、クリームがなくなるとかえって苦しくなるからといって断ったらしい。

私たちは、ベランダの下からハンス・ババを見上げ、声をかけた。

まずShr.K.N.ラオは、ハンス・ババに私たちを一人ひとり紹介した。
その間、ハンス・ババは、体を左右前後に揺らしていた。

聞いていないようで、聞いているような、不思議な挙動だった。
ハンス・ババは、眼に見えないものを見、耳で聞こえない声を聞いているのだった。

ハンス・ババは唄を歌ったり、だれかに声をかけたり、だれかに意識を集中したりしていた。
声をかけられたり、エネルギーを照射された人はラッキーだ。

その場にいた人々はだれでも、ハンス・ババからエネルギーをもらいたくて一心にババに意識を集中させていた。

ハンス・ババは、Shr.K.N.ラオに意識を集中した。

Shr.K.N.ラオは、長らく眼を痛めている。
眼のまわりをこすりすぎて、腫れて紫色になっていた。

途中、唄を歌ったり、講話をはさんだりしたけど、30分くらいかけてShr.K.N.ラオにエネルギーを送っていた。

Shr.K.N.ラオの眼のまわりの腫れは、少しずつ引いていった。
誰の目にも明らかだった。

実は当日、私も朝からドライアイの症状が出ていて眼が痛かった。
しっかりとまぶたを開けることができなかった。
しかし、ハンス・ババに意識を集中しているうちに、眼はだんだん癒されていった。
帰るまでに、眼の痛みは完全に消えていた。

あとで聞いたのだが、ビサリアジは高めの血圧が、その日は正常値にもどっていた。

‥‥‥‥‥‥

Shr.K.N.ラオとハンス・ババとの縁は古い。
先代のデヴァラハ・ババが生きていたとき、Shr.K.N.ラオはデヴァラハ・ババによく会って話を聞いていた。

デヴァラハ・ババは、飲食をまったくしなかった。
プラーナ(生気)だけで生きていた。
そのせいかどうかは知らないが、年齢は200歳をとうに過ぎていた。
デヴァラハ・ババはパタンジャリの『ヨーガ・スートラ』の秘密を知悉していた。

インディラ・ガンディーが訪れるようになってから、デヴァラハ・ババは有名になっていった。
そして、デヴァラハ・ババは1989年、肉体を去った。

デヴァラハ・ババのアヴァター(化身)がいつどこに現れるのか。
あるいはもうこの世に再生しないのか。
だれにもわからなかった。

そんなとき、ハンス・ババの話をShr.K.N.ラオは聞き及んだ。

Shr.K.N.ラオがハンス・ババに会ったとき、ババはすでに多くの人々に囲まれていた。
ハンス・ババは、先代デヴァラハ・ババの信奉者の生まれ変わりではないかといわれている。
(デヴァラハ・ババには弟子もアシュラムもなかったが、熱心な信奉者は少なくなかった)

1994年、Shr.K.N.ラオは、ハンス・ババをデリーに連れてきた。
そして、デリーに滞在した15日間、Shr.K.N.ラオはハンス・ババに付きっきりで世話をした。

ハンス・ババは、ホンモノのヨーギーらしく、多くの奇跡を起こした。
いや、正確に言うと、ハンス・ババの周りで多くの奇跡が起こった。

歩けなかった女性が歩けるようになった。
医者も匙を投げていた病気が完治した。

そんな話は、口づてに広まり、やがて一度に1,000人を越す人々がハンス・ババの元を訪れるようになった。
そして、まったくコントロールできなくなった。

ハンス・ババは、人々に会うのを止めた。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

今回も、ハンス・ババはいつまでデリーにいるのかわからないと答えた。
またいつデリーに戻ってくるのかもわからないと答えた。

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【写真左】:

エンパワメントされたプラシャーダ(供物)を人々に配るハンス・ババ。
私もたくさん頂いてきた。

【写真中】:

Shr.K.N.ラオと話をするハンス・ババ。

【写真右】:

遠隔でハンス・ババからのエンパワーメント受けるShr.K.N.ラオ。
眼の腫れはどんどん引いていった。

S.Shimizu
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