ホロスコープの光と影 2

デリーで清水が書いています。

2010年9月26日のエントリ「ホロスコープの光と影」の続きといえないこともないんだけど。

先週のリサーチ・コースでShr.K.N.ラオがはなしたエピソードで印象に残ったものがあった。

紹介しておこう。
 
どんなダシャーにも、良い面もあれば悪い面もある。
解釈するときは、そのバランスをとるようにしなさい。
そうしない鑑定は、占星術の名に値しない(占星術とはいえない)。

「この時期は仕事には向かないが、執筆にはいい時期だ」
そういって、相談者が集中すべきことに目を向けさせなさい。

たとえば、こんなことがあった。

1985年か1986年のことだった。
ひとりの女性が私を訪ねてきた。
夫と一緒だった。

彼女のホロスコープを見た。
夫のホロスコープを見た。
そして、私はいった。

「本があなたのご子息になるでしょう(Books will be your children)」

その夫婦は礼をいって帰っていった。

2~3年たった。
ひとりの女性が来た。

そのときには私も退官して家で過ごしていた。
女性は私に本を手渡した。
そして、いった。

「これは私の最初の本です」
「いま出版社から直接ここに参りました」
「この本の出版を予言した方に、いの一番でこれをお渡ししたかったのです」

私は彼女のことはすっかり失念していた。

「あなたはどなたでしょうか?」

彼女は、かつて私が彼女のホロスコープを見て次のようなこをいったと教えてくれた。

「あなたは、母親になるのには向かないが、著者には向いている」

占星術家の多くは、このような場面では相談者をこれでもかというくらいへこますのが常だろう。

母親になるのは無理だ。
絶望的だ。
ありえない。
もうヤッギャ(救済法)をするしかない。
この宝石を身につけなさい。
‥‥


彼女はその後も本を書き続けた。
いまではオックスフォード、ケンブリッジ、ハーバードで講義をしている。
S.Shimizu
Calender
<
>
- - - - - - -
- 1 2 3 4 56
7 8 9 10 11 1213
14 15 16 17 18 1920
21 22 23 24 25 2627
28 29 30 31 - - -

全記事

Designed by 石津 花

Archive
no. of Visitors
検索
最新コメント
リンク
只今の訪問者数
現在の閲覧者数: