'Small World' hai na?

デリーで清水が書いています。
今日はだらだら書きまぁ~す。


今日はバーラティーヤ・ヴィディヤー・バワンで占星術のクラスがある日だ。
だが、Shr.K.N.ラオのクラスは休講だった。

先週、Shr.K.N.ラオが巡礼地ナートドワラで転んで足の指の骨にヒビが入ってしまった。

それで先週の土日はShr.K.N.ラオのクラスがなかった。
そして、今日もなかった。

昨年の10月、南インドのヴィシャーカパトナムのマンデーン占星術会議に行ったときも、
Shr.K.N.ラオは廊下で段差に足を取られて前のめりに大の字になって転けていた。
そのときはケガこそなかったが、周りはハラハラした。

移動するときは、付人はまるで露払いでもするかのように障害物を取り除き、
段差にはとくに注意を払って先生に声をかける。
それを少しでも怠ると、先生はバランスを崩したり、転けたりするのだった。
 
‥‥‥‥‥‥‥‥

今週の水曜日(16日)、ラオ宅のプージャーに参加したとき、私はほっとした。
Shr.K.N.ラオは元気そうだった。

いや、それどころか、
足はまだ包帯で覆われて痛々しかったものの、
Shr.K.N.ラオはそんなことはおかまいなしに
インターネットやテレビで報道されている中東の政変劇に夢中になっていた。

BBC, CNN, ABC, NBC, Washington Post, Manchester Gardian etc
ありとあらゆるメディアに目を通していた。

各地で起きているデモは、20代から30代の若者が中心で、
マーチン・ルーサー・キング、マハトマ・ガンディー、ネルソン・マンデラ
に習って非暴力な運動を繰り広げている。


そういうマンチェスター・ガーディアンの報道にShr.K.N.ラオはいたく感銘を受けていた。

Shr.K.N.ラオは、14才の時、マハトマ・ガンディーの最初の奉仕者(devotee)となった。
その後、ガンディーの非暴力・不服従運動は大きなうなりとなってインド独立へと結実していった。
それを当事者の一人として経験したShr.K.N.ラオは、往事を思い出しながら、いま中東で起きている反政府運動にマハトマ・ガンディーの非暴力・不服従運動を重ね合わせ、マンチェスター・ガーディアンの記事を何度も反復していた。

「来週の土曜日にバーラティーヤ・ヴィディヤー・バワンでセミナーを開く」
「マンデーンを担当している5人が発表する」
「ラディカ、ラグワン、ゴウル、ビサリア、そして私(Shr.K.N.ラオ)だ」
「テーマは、いま北アフリカと中東で起きている政変だ」
「これは大変重要な出来事だ」
「いいか、毎日、西アジアで起きていることから目を離さないように」

そして、私は、セミナーで使うスライドを作成する役を仰せつかった。

‥‥‥‥‥‥‥‥

そんなだったので、今日のクラスではここ数日の北アフリカと中東における反政府デモに関するShr.K.N.ラオの経過報告が聞けるかなぁ~と期待していた。

私は火曜日にここ(AstroDiary)で「中東は反米政権の国家で覆われるかも知れない」と書いた。
だから、中東で広がりつつある非暴力運動の推移に関心があるし、
Shr.K.N.ラオはそれについてどのような見通しをもっているのか、とても気になるのだ。

しかし、クラスのキャンセルとともにそれは来週の本番までお預けということになった。

で、今日はどうしよう?

今日は久しぶりに暖かく天気もいい。
近所にある喫茶店でぼんやり過ごすことにした。

このお気に入りの喫茶店は道路沿いにある。
喫茶店にはベランダがあって、
そのベランダは道路の正反対側の木が茂った空き地に面している。

そこは静かで涼しく、そしてお茶もおいしい。

そこで今日の午後は『Dips into Divinity Astrology & History』を読んで過ごすことにした。

椅子に座ってお茶を注文し、本を読み出したら、
隣に座っていたうら若きインド人女性から話しかけられた。

「ジョーティシュがわかるのか?」

そうやって会話が始まった。

なんと彼女は日本語がぺらぺらだった。
生後一ヶ月で両親と一緒に日本に移住し、名古屋、東京、大阪、札幌と日本を転々としていたらしい。
その後カナダの大学を卒業して国連に勤務してから、
いまJLネルー大学院で日本近代史の研究をしているという。

で、話をしているうちにホロスコープを読んでくれということになった。
手元にはコンピュータがないから、

「ホロスコープを覚えているならいいよ」

といったら、彼女はD1とD9をすらすら描いた。
それぞれの惑星とラグナの経度までだいたいだが覚えていた。

これにはまいった。

ジョーティシュに興味があるとしてもほどがあるだろう。
占星術を長く勉強していても自分のホロスコープを描けない人を何人も知っている。

しかも、彼女のホロスコープでは、月を含めた3つの惑星が高揚していた。

私は他の分割図とダシャーを計算した。
チャラ・ダシャーも計算した。

そして、いくつかの質問に答えた。

私の計算を見ていた彼女は、驚いていた。
彼女も占星術を勉強したかったといった。
私が在籍しているバーラティーヤ・ヴィディヤー・バワン(BVB)のことをはなしたら、
来期からBVBに通いたいと彼女はいった。

‥‥‥‥‥‥‥‥

しかし不思議な縁だった。

彼女は、アーリヤ・サマジの創設者のスワミ・ダヤナンダ・サラスワティの曾孫にあたるというのだ。

そして彼女が私に声をかけたとき、私はなんと『Dips into Divinity Astrology & History』のアーリヤ・サマジ(Arya Samaj)について書いてあるところを読んでいた。

そのことを彼女に話したら、彼女も驚いていた。

英語ではこういうのを「Small World(世間は狭い)」という。
インドでは、「神の意思」というのだそうだ。
S.Shimizu
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