Day 08 マルマ・ヨーガ・セラピー
昨日(13日)はインターナショナル・セミナーの8日目。
テーマは、マルマ・チキッサ。
マルマ・ヨーガ、マルマ・セラピーとしても知られています。
講師は、SKジョーシ医学博士。
アーユルヴェーダの外科医で、グルクール・カングリ大学のアーユルヴェーダ医学部長です。
写真の解説:
左端: マルマ・チキッサについて講義をするSKジョーシ先生
中左: 背中に効くセルフ・マルマ・セラピーの手順
中右: 歩行困難な少年にマルマ・チキッサを施術をするジョーシ先生
右端: 参加者にマルマチキッサを施すジョーシ先生
Shr.K.N.ラオは講義の冒頭でいいました。
「ラックナウに私の知り合いで高名な医者がいる。彼は、あるとき病気になった。自ら医者であるにもかかわらず、自分の病気を治すことができなかった。インド最高水準の病院でも治すことができなかった。現代医学では不治の病とされる病気だったからである。しかし、彼の病気をいとも簡単に治した医者がいた。それが、このDr.SKジョーシである」
テーマは、マルマ・チキッサ。
マルマ・ヨーガ、マルマ・セラピーとしても知られています。
講師は、SKジョーシ医学博士。
アーユルヴェーダの外科医で、グルクール・カングリ大学のアーユルヴェーダ医学部長です。
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写真の解説:
左端: マルマ・チキッサについて講義をするSKジョーシ先生
中左: 背中に効くセルフ・マルマ・セラピーの手順
中右: 歩行困難な少年にマルマ・チキッサを施術をするジョーシ先生
右端: 参加者にマルマチキッサを施すジョーシ先生
Shr.K.N.ラオは講義の冒頭でいいました。
「ラックナウに私の知り合いで高名な医者がいる。彼は、あるとき病気になった。自ら医者であるにもかかわらず、自分の病気を治すことができなかった。インド最高水準の病院でも治すことができなかった。現代医学では不治の病とされる病気だったからである。しかし、彼の病気をいとも簡単に治した医者がいた。それが、このDr.SKジョーシである」
今年から、マルマ・セラピーがバールティーヤ・ヴィッディヤー・バワン占星術学校の正規科目になりました。
そのいきさつについては、「JOA Newsletter May-July 2011──16」をお読み下さい。
ジョーシ先生とマルマ・チキッサの出会いは、1980年代にさかのぼります。
まだ研修医であったジョーシ先生は、ヒマラヤ地方で発生した地震の被災地に救援医療チームの一員として派遣され、ある村で医療活動に従事していました。
その村の近くにはアシュラムがありました。
そのアシュラムのグルが、弟子にいいました。
「あの男をここに連れてきなさい」
ジョーシ先生は、はじめて会うグルにのっけからこういわれました。
「あなたは覚えていないかも知れないが、私たちは何度も会ったことがある」
「あなたはこれをやりなさい」
そうして、ジョーシ先生の手に、ある書物が渡されました。
それから、ジョーシ先生はマルマ・チキッサに取り組みはじめました。
20数年のあいだに数千名の患者を治療してきました。
マルマ・チキッサには、医療器械は必要ありません。
マルマ・チキッサには、病院もいりません。
マルマ・チキッサには、薬もいりません。
しかし、ほとんどの病気に効果があります。
しかも施術後、効果はほんの数十秒で現れます。
マルマ・チキッサの使い方は3つあります。
①医師が患者に施術する。
②患者に教えて患者自身が施術する。
③自分のために自分で施術する(予防医学として)。
マルマ・チキッサは、かつてインドの王族や兵士だけが知っていた古代インドの治療法です。
おそらくそれは、仏教とともに中国や日本に渡来し、鍼灸やツボとして現地化していったのだと思われます。
むかし、ヨーギーがふらっと家を訪れては、病人を直したりしていたと、Shr.K.N.ラオから聞いたことがあります。
ヨーギーがマルマ・チキッサを使っていたのかも知れません。
ジョーシ先生は、ムリジュンジャヤミッションという組織を率いて、マルマ・チキッサの発展と普及に努めています。
聖者から託されたミッションとしてマルマ・チキッサを行うにあたり、ジョーシ先生は「それで利益を得ることはできない」といいます。
大学で教える傍ら自らも診療所を営む彼は、その収益のすべてをこのミッションに費やしています。
このマルマ・チキッサを学ぶ私たちに対しても、商売としてやってほしくはないといいます。
私たちは、ジョーシ先生を日本に招聘することにしました。
そのいきさつについては、「JOA Newsletter May-July 2011──16」をお読み下さい。
ジョーシ先生とマルマ・チキッサの出会いは、1980年代にさかのぼります。
まだ研修医であったジョーシ先生は、ヒマラヤ地方で発生した地震の被災地に救援医療チームの一員として派遣され、ある村で医療活動に従事していました。
その村の近くにはアシュラムがありました。
そのアシュラムのグルが、弟子にいいました。
「あの男をここに連れてきなさい」
ジョーシ先生は、はじめて会うグルにのっけからこういわれました。
「あなたは覚えていないかも知れないが、私たちは何度も会ったことがある」
「あなたはこれをやりなさい」
そうして、ジョーシ先生の手に、ある書物が渡されました。
それから、ジョーシ先生はマルマ・チキッサに取り組みはじめました。
20数年のあいだに数千名の患者を治療してきました。
マルマ・チキッサには、医療器械は必要ありません。
マルマ・チキッサには、病院もいりません。
マルマ・チキッサには、薬もいりません。
しかし、ほとんどの病気に効果があります。
しかも施術後、効果はほんの数十秒で現れます。
マルマ・チキッサの使い方は3つあります。
①医師が患者に施術する。
②患者に教えて患者自身が施術する。
③自分のために自分で施術する(予防医学として)。
マルマ・チキッサは、かつてインドの王族や兵士だけが知っていた古代インドの治療法です。
おそらくそれは、仏教とともに中国や日本に渡来し、鍼灸やツボとして現地化していったのだと思われます。
むかし、ヨーギーがふらっと家を訪れては、病人を直したりしていたと、Shr.K.N.ラオから聞いたことがあります。
ヨーギーがマルマ・チキッサを使っていたのかも知れません。
ジョーシ先生は、ムリジュンジャヤミッションという組織を率いて、マルマ・チキッサの発展と普及に努めています。
聖者から託されたミッションとしてマルマ・チキッサを行うにあたり、ジョーシ先生は「それで利益を得ることはできない」といいます。
大学で教える傍ら自らも診療所を営む彼は、その収益のすべてをこのミッションに費やしています。
このマルマ・チキッサを学ぶ私たちに対しても、商売としてやってほしくはないといいます。
私たちは、ジョーシ先生を日本に招聘することにしました。