【Sh.K.N.ラオが語る】 第11回 ─ ②: リサーチを主眼に据える

日本は長寿の会社が世界で一番多く存在する国だそうです。
創業200年以上の会社が日本には3100社存在し、
それは世界全体総数の40%を占めるそうです。

参考:長寿企業大国日本~老舗企業の研究~

組織が長続きする秘訣のひとつは、長期的なビジョンを堅持していること。

つまり、組織の長期目標が明確で、それがすべてに優先していること。
そうであればこそ、ぶれない。
景気の多少の浮き沈みや環境の変化にも左右されず安定して存続できる。

もう一つは、ユニークであり続けること。

時代を通してその会社に価値があり、その価値ゆえに社会に必要とされる存在であり続けること。
そのためには、その時代にとって必要な価値をつねに創造していく努力、イノベーションが必要です。

これは、バールティーヤ・ヴィッディヤー・バワンについても同様です。

まず、組織の目的をすべてに優先させ、そこに私情をはさまない、情実を交えない。
一方、リサーチを鋭意進め、常にユニークであり続ける努力を怠らない。


関連エントリ: 【Sh.K.N.ラオが語る】



聞き手: ボーン・ポール・マンリー
収録日: 2009年10月20日
撮影・編集・翻訳: 清水俊介
 
ポール: つまり教えるだけでなく、リサーチにも主眼をおくということですか?

教官はそれぞれ自分のテーマについてリサーチを継続していなければならない。
そうやって教官が生徒たちにつねに知的な刺激を与え続けなければ、質の高い生徒たちは離れてしまう。

生徒のなかには、すばらしいプレディクションを行うものもいる。
正直にいって、とくに女性の生徒のなかにはずば抜けて優秀な生徒が少なくない。
教える側も常に成長し続けていなければ、彼女らは早晩離れていってしまうだろう。

このような問題は常にあるものですが、
しかしそれ以前の問題として、組織にいる以上は、
組織の目的自分の目的(私利私欲)に優先させなければならない。
そうやって始めて組織は発展するのです。

この原則を守ってきたから、BVBは過去22年間発展し続けてこれたのです。

組織としても、そして個人それぞれも成長し続けることができました。
それは、組織の目的をつねに個人のそれに優先させてきたからです。

もしそうでなければ、ここまでやってこれませんでした。

2つ目の重要な点は、1994年にBVBの分裂やむなしと決断したとき、
経理の業務を一切学校の事務局に任せることにしたことです。
そうすれば、どの教官にとっても、金銭的なインセンティブが働く余地がなくなります。

お金は、いつでも、だれにとっても、誘惑です。
それから一切手を引く決断をしました。
そうやって、教官がお金に直接手を触れる機会をなくしました。

BVBの学校本体は(授業料などから)たいへんな収益を得ています。
BVBは、占星術コースのおかげてとても潤っているはずです。
毎年500万ルピーの売り上げがあります。

そして、BVBの収益は今後も伸び続けるでしょう。
今後、より多くの生徒が集まってきますから。

ポール: 2年間のコースを終えた後も、リサーチ・コースに残ってリサーチを続ける生徒がたくさんいるようですね。

生徒は残ってリサーチを続けます。

リサーチを行うにあたり、リサーチに伴うストレスを軽減させる仕組みが工夫されているからです。
それは共同研究です。

各自ホロスコープを持ち寄り、みんなで一緒に検討します。

一人でリサーチをしようとしても、家族や仕事などを抱えて、なかなかできません。
だから、グループで研究をするように私は勧めています。

そうすれば、個々のストレスは軽減されます。
その一方で、統計サンプルの数は大きくなります。
結果、大きな成果となって結実します。

そうやって、リサーチ・コースの生徒たちは共同研究の恩恵に浴しています。
そして彼らは、BVBの隔月誌Journal of ASTROLOGYに多大な貢献をし続けています。
S.Shimizu
Calender
<
>
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 78
9 10 11 12 13 1415
16 17 18 19 20 2122
23 24 25 26 27 2829
30 31 - - - - -

全記事

Designed by 石津 花

Archive
no. of Visitors
検索
最新コメント
リンク
只今の訪問者数
現在の閲覧者数: