岡田英弘著作集

歴史は

日本では「ヒストリー」だが、
中国では「プロパガンダ」、
韓国では「ファンタジー」。

5年前に米スタンフォード大学の研究グループが、
米国・台湾を加えた各国の歴史教科書を比較研究して得た結論です。
(読売新聞: 2008年12月16日)

2013年は日中・日韓問題が本格化した年でした。

日本式「話せばわかる」がほとんど通用しない段階にいたり、
というか、もっといえば、
中・韓はそもそもそういうことが通用しない国であることを
いまさらながら日本国民は認識させられた年でした。

それは、反中・反韓感情が日本国民の間でかつてない程高まっていることからも理解できます。

武器は、火器ではなくで歴史認識でした。

危険な感情論から脱して問題の本質を冷静に考察するために、
そして、日中・日韓問題のゆくえをうらなうためにも、
この歴史認識について私たちは学ばなければなりません。 
 
2013年は、私なりに歴史についてより深く学び直しはじめた年でもありました。

そして、宮脇淳子を通して、岡田英弘にたどり着きました。

この正月は、岡田英弘の著作集第一巻「歴史とは何か」、第二巻「世界史とは何か」を読んで過ごしました。



著書のなかで展開される「歴史の相対化」に、私は魅了されました。

そして、

彼の著作集を通して、
現在、世界で起きつつ異変を
よりよく理解することができる
であろうことを確信しました。

すでに第1,2巻が出版されています。

続巻の刊行が楽しみです。

※ 読者は世界史の一般常識を知らないとちょっとついていくのがたいへんかも知れません。

※2015年3月現在、以下の続巻も刊行されています。




以下のビデオが参考になるでしょう。



【推薦】

T・エルベグドルジ(モンゴル大統領)
M・エリオット(ハーヴァード大学教授)
B・ケルナー=ハインケレ(ベルリン自由大学名誉教授)
川勝平太(経済史家)

【全8巻】

第一巻:歴史とは何か

文明には「歴史のある文明」と「歴史のない文明」がある、時代区分は「古代」「現代」の二つでよい、歴史観の全く相容れない「地中海文明」と「シナ文明」、国家・民族は19世紀以前にはない──根源的で骨太な、”岡田史学”における歴史哲学の集大成。

第二巻:世界史とは何か

地中海文明とシナ文明をつないで世界史の舞台を準備したのは、13世紀のモンゴル帝国である。「モンゴル帝国の継承国家」としての中国やソ連など、中央ユーラシアの各地域の歴史を通して、世界史を観る。

第三巻:日本とは何か

日本国と天皇の誕生を、当時のシナ大陸との関係から観る。「魏志倭人伝」の読み方、『日本書紀』はいかに作られたか、日本人は単一民族か、日本語の成立事情など。

第四巻:シナ(チャイナ)とは何か

秦の始皇帝の統一以前から明末までのシナの歴史。「都市」「漢字」「皇帝」を三大要素とするシナ文明の特異性を明かし、司馬遷に始まるシナの歴史学たちの系譜と、漢字がシナ文明に果した役割を論じる。

第五巻:現代中国の見方

近現代の中国をどう見るべきか? 現代中国論の集大成。今日ようやく白日の下に明らかになった日中関係の問題点に、40年前から警鐘を鳴らしている。

第六巻:中華の拡大

満州・台湾・チベット・韓国など、シナと関わりながら衰退した、その周辺地域を縦横に論じる。

第七巻:歴史家のまなざし

書評や旅行記、時事評論、諸外国の学者評伝など。

第八巻:世界的ユーラシア研究の五〇年

国際アルタイ学会(PIAC)、中央ユーラシア研究者集会(野尻湖クリルタイ)他の学会を一挙収録。

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岡田英弘著作集第一巻『歴史とは何か』からの引用

「従軍慰安婦」問題について書かれた部分を引用しておきます。

そういえば、私が通っていた大学の経済学部は「マル経」で有名でしたが、問題の淵源はそのあたりにまでさかのぼるんですね。

歴史教科書から「従軍慰安婦」問題が消えない理由

しばしば「従軍慰安婦問題」が蒸し返される。かつて「従軍慰安婦問題は日本の犯した最大の罪」みたいに書かれた教科書ばかりが轡(くつわ)を並べて市場にでたこともある。従軍慰安婦問題は歴史上非常に重要な事項だ、という論理は、私にはどう考えても理解できない。しかし、なぜ歴史教科書をつくる側がこの問題を入れたがるか、ということは理解できる。

それはどういうことかというと、まず第一に、一九九一年にソ連が崩壊して、マルクス主義が最終的に止めを刺された。しかし、その一九九一年まで、日本のいわゆるインテリは、未来の世界を夢見ていたのである。未来の世界とは、ロシア語が公用語になり、政党は共産党だけになり、そのなかで、自分たちインテリが人民の権力に奉仕する存在として特権階級になる社会である。政治的にも経済的にも特権を享受する立場になることを夢見て、彼らは輝かしい未来のために一所懸命働いてきたのだと思う。少なくとも、未来は社会主義になるということを信じていたのである。ところが、突然、社会主義が消滅した。そこで態勢を立て直せる人はまずいないと思う。

彼らは歴史学でも自然科学でも、未来は決まっていて、それに向かって一歩一歩資本主義を乗り越え、そこに到達するべく現実は進んでいるとする。むかし懐かしい言い方だが、「犬は吠えても隊商は進む」という気分で、小学校でも日教組の教師たちが子供たちを教育していたのである。労働者と農民の天国が来たときに恥ずかしくない立派なマルキストになるために、こういうことを心得ておかなければならない、と熱意に燃えて子供たちを仕込み、自分たちも輝かしい未来を信じて生きてきたのである。

その子供たちが成人し、マスコミ業界に入ってくる。新聞社に入れば、先輩の記者らも同じような人たちであるし、デスクはアメリカのことを悪く思っている。とにかく資本主義は反動的な体制で、中華人民共和国や朝鮮民主主義共和国、ソビエト社会主義共和国連邦というのは未来の勢力である。なんとかしてアメリカの帝国主義と結託している日本国家を打倒し、ソ連や中国、北朝鮮の属国にしなければいけない、というトーンが、毎日の新聞に浸透しているわけである。そうした状況のなかで就職すれば、仲間はみなそういう気分の人たちであるから、だれでも気分に浸透されてしまう。

彼らは、突然社会主義が消え失せた、と言われても方向転換が効かない。そういう精神構造のあらゆるレベルにマルクス主義から出る気分が浸透している人たちのなかから、私と同年配の人たちが監修者に、それより下の全共闘世代が執筆者になって歴史教科書が書かれるのだから、どうしても恨み節になる。われわれの祖国ソ連はなくなったけれども、その敵討ちのためにもなんとか日本国家をなんとかして恥かしめ、弱体化させたい、日本人に誇りを失わせたい、という気持ちに駆られるのは当然で、時代遅れになっているのに、いまだにマルクス主義的な否定的な歴史観で、とにかく日本に関することはなんでも悪く書こうという態度が固定してしまっている。その一方で、そういう気分を共有していない人は、いまだに仲間から排斥されて就職先が見つからないのである。

ところが、中学校の教科書に、従軍慰安婦や強制連行、性の奴隷というような記述が出たときは、さすがにはっと目が覚めたのではないかと思うのだが、これはあまりだ、ということにやっとなってきた。

(22~24頁)

米国人ジャーナリスト「韓国は中国の操り人形」

 
2015.1.30 15:00 産経新聞

慰安婦強制連行は虚構…米国人ジャーナリスト「韓国は中国の操り人形」 中国オウンゴール、米公文書に証拠なし

 慰安婦問題を調査し、20万人強制連行説は虚構と主張するアメリカのジャーナリスト、マイケル・ヨン氏が、日本の媒体に相次いで登場している。

 ヨン氏は2007年にまとめられた「ナチス戦争犯罪と日本帝国政府の記録の各省庁作業班(IWG)米国議会あて最終報告」など、さまざまな資料を調査。IWGは2000年に始まり、アメリカ各省庁の文書850万ページが対象になった。調査するよう働きかけたのは、在米の反日的な中国系組織「世界抗日戦争史実維護連合会」。ところが慰安婦の「奴隷化」を裏付けるような文書は一つも見つからなかった。

 昨年11月、日本で最初にこのことを報じた古森義久・産経新聞ワシントン駐在客員特派員とヨン氏が、「Voice」2月号で対談している(http://www.php.co.jp/magazine/voice/)。「『日本軍が二〇万人のアジア女性を強制連行して性的奴隷にした』という主張はまったく根も葉もない幻だった」と、ヨン氏は明快だ。

 女性を強制連行するなら拘束して輸送し食事も与えなければならないが、戦闘中の軍隊がそんなことをするか。故吉田清治が書いたような強制連行を済州島でしていたら目撃証言が残るはずだし、なぜ大規模な反乱が起きなかったのか。アメリカ戦時情報局の報告書には日本の将軍の平均年収が6600円の時代に慰安婦のそれは9000円だったと書いてある--等々、ヨン氏は「強制連行」の虚構を斬っていく。アメリカ人がこのように公平に資料を見て、発信しようとしていることの意味は大きい。慰安婦問題の主戦場の一つはアメリカになっているからである。

つづく

http://www.sankei.com/west/news/150130/wst1501300008-n1.html

日本人はPRCの歴史を知らなさすぎる

ケント・ギルバート氏

「大体、日本人はPRC(中華人民共和国)の歴史を知らなさすぎる。前述した以外に、大躍進政策や文化大革命、天安門事件、大気圏内核実験などによる犠牲者は、彼らが強弁する『南京大虐殺』の根拠なき人数と比べても、2ケタ違うと考えられている。」

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150304/dms1503041140003-n2.htm
S.Shimizu
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