「日中衝突」で書いたことを振り返る

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年が改まり、正月も10日が過ぎました。
(そうそう、今日は新年会だ。)

2013年における日中問題についてふりかえっておく必要がありますね。

日中衝突」というタイトルで
2013年における日中間の緊張にフォーカスした分析記事を
ここに掲載し始めたのが2012年09月20日。

あれから一年と四分の一が過ぎました。

記事は英文でしたが、英語で書いた理由は、
Journal of ASTROLOGY (JOA)という英文雑誌に投稿するためでした。

この記事は JOA の November-December 2012号 に 11ページにわたって掲載されました。

英文タイトルは、"Looming Crisis: Japanese-Sino Border Clash?"、
日本語に訳すと「せまり来る危機:日中国境紛争?」となるでしょうかね。
 
日中関係が今後かなり悪化するだろうということは、
2010年9月の中国漁船衝突事件の頃から気づいていました。

そしてとりあえず「2013年はかなりやばそうだ」ということは、
その当時からまわりの人たちにときどきはなしていました。

(正確には、「2013年以降やばくなりそうだが、2014年以降についてはまだよく見ていないので、とりあえず2013年は要注意だと思う」とはなしていました)

しかし、

多角的に分析したうえで文章化したのはこのときが始めてでした。
反響は大きく、読者からこんな質問がコメント欄にありましたね。

戦争という言葉の響きはかなり重いですが、どの程度の規模となる見込みでしょうか?
2012-10-10

私は次のように回答しました。

わからないんじゃない

戦争の程度などは、
そう簡単にわからないんじゃないでしょうかねぇ。

冷戦かもしれないし、
局地戦かも知れない、
経済戦争かもしれない。

時代と場所によって、
戦争の定義や内容が変わりますからねぇ。

それは結婚も同じで、
結婚運が悪いというのはわかっても、
離婚するかどうかは簡単にはわかりません。

同じホロスコープであっても、

・アメリカなら即離婚だろうけど、
・日本なら微妙で、
・インドなら離婚はないでしょう

ということは、実際にあり得ます。

2012-10-10

注意してほしいのは、ドンパチやるような戦争が起きるとは断言していないということです。
緊張がたいへんたかまり、最悪の場合、紛争・衝突が起こるかも知れないというニュアンスで書いています。

記事で扱ったのは、2013年のヒンドゥーニューイヤーがカバーする範囲(2013.3.22~2014.3.31)です。

その期間における日中間の緊張を私は次のようにイメージしていました。

Trend of Year 2013

第一のピークは4~5月に訪れ、
次のピークは8月~11月、
そしてその次は、年が改まった2014年2~3月。

そして、

全体のトレンドとしては、
緊張は高いままで推移しながらも、
少しずつ収まっていく。

そういうイメージでした。

(2014年以降についてはまだはっきりしません。まだ分析中です)

そういう分析結果をふまえながらも、紙幅の都合上、
投稿記事は第1のピークにフォーカスして書きました。

第2、3のピークの時期については、
あとでブログに追加しておきました。

簡単に振り返ってみましょう。

第1のピークの前後

中国海軍レーダー照射事件(1月30日)以降、
エスカレートしていった中国による挑発はこの時期にピークを迎え、

・4月、中国公船の8隻同時の領海侵犯(尖閣諸島国有化以降最多)
・領海侵犯した中国公船の延べ数も最多の24を数えた。
・中国の戦闘機などの軍用機延べ40機が日本の防空識別圏を侵犯

などがありました。

同時期、安倍首相・猪瀬東京都知事・橋下大阪府知事らの発言が
内外のメディアから集中放火を浴びました。
中・韓による日本の孤立化・弱体化をねらった動きが際だち始めました。

しかし6月初旬の米中首脳会談で習近平は尖閣上陸の野心をくじかれ、
その後、尖閣を巡る中国による挑発は少しトーンダウンしたかに見えました。

中国が本気で尖閣への上陸を意図していた時期ではなかったかと、私は考えています。

(このあたりの評価については、人によって大きく隔たりがあるようです。実際に何が起こっていたかは、後にならないとわからないのかも知れません。)

第2のピークの前後

領海侵入した中国公船の延べ数は8月に記録を更新し、
中国公船の領海内侵入が常態化する。
8月23日、陸上自衛隊中部方面隊総監・堀口英利陸将は
純然たる平時と言えない
つまり、これはほとんど戦争状態であるという発言をしています。

きわめつけは

・中国国防省が東シナ海に防空識別圏を設定(2013年11月23日)

でしょう。

2009年9月以降の中国公船による領海侵入の状況は、産経新聞によれば以下の通りです。

中国船の領海侵犯

2013年に関していえばは、4月と8月に明かなピークが見て取れます。

さて、

日中衝突」という私の記事は、このいちばん最後に掲載する結言(Conclusions)で締めくくられています。

これが私のいいたかったこと(主張)であります。

英語で書いたせいか、あまりよく理解しないまま、
「2013年に日本と中国が戦争する!」
と早とちりした人がいたかも知れません。

なので、いまさらながらですが、日本語訳を併記しておきます。

繰り返しますが、

2013年に日本と中国の緊張は
衝突が起きてもおかしくないほどとても高まる
とは書いていますが、
日中が戦争する
とはどこにも書いていません。

以下の結言に書かれた内容が、
実際にどの程度適切だったのかは、
皆さんご自身でご判断ください。

コメントはいりません。

関連記事: 「日中衝突 8」


-------------
Conclusions
結 言
-------------

1) Hindu New Year Horoscopes of 2013 for Japan and China show that there will be increasing tension over their adjoining territories of both countries, which may lead to border clash in 2013.

日本と中国の2013年のヒンドゥー・ニュー・イヤー・チャートは、2013年において日中の国境での緊張が高まり、それが国境紛争にエスカレートするかもしれないことを示している。

※「国境紛争が起きるだろう」とは断言していません。

2) The Foundation Horoscopes of Japan and China also indicate the similar picture. But the tension will remain high for a few years.

日本と中国の建国図も同様の結果を示している。ただし、緊張はその後数年間にわたって高い状態をキープするだろう。

3) Solar and Lunar Horoscopes show that the tension may reach its highest some time between late April and early May of 2013.

ソーラー・チャートとルナ・チャートは、緊張が2013年4月から5月はじめにかけてピークをむかえるであろうことを示している。

4) Kota Chakras show Japan will be at highest risk in this period. It is likely that the year 2013 will be a year of humiliation for Japan.

コータ・チャクラは、この時期にリスクがピークをむかえることを表している。2013年は日本にとって屈辱の年となるであろう。

5) Japan’s new Prime Minister is to be selected on December 16, 2012 and, as of today of my writing this article, there is no clue as to who will lead the country from then onwards.

2012年12月16日、新しい日本の首相が選ばれる予定である。この記事を書いているいま現在、その後の日本をリードする新首相がだれになるのかわからない。

6) America's Foundation Horoscope, the Horoscope of US Presidential Oath Taking Ceremony of January 20, 2013, and the Birth Horoscope of Barack Obama are consistent in showing that America will be seeing itself in a war-like situation at any time soon for a few years. But to which part of the world the USA will display commitment and deploy its forces is
yet to be known. It could be the Middle East near Iran and its surrounding areas. It could be East China Sea near the disputed Japanese-Sino territories. Or it could be somewhere else.

アメリカの建国図、新大統領の就任式(2013年1月20日)のホロスコープ、バラク・オバマのホロスコープは、ここ数年間、アメリカが「戦争のような状態」に置かれることを示している。しかし、アメリカがどの地域にコミットし、どの地域において軍事介入を行うのかはまだわからない。イラン問題を抱える中東地域かも知れないし、日中国境を含む東アジアかも知れないし、あるいは、それ以外の地位かも知れない。

※この記事を書いた当時、まだシリア問題はそれほど深刻化していませんでした。

7) Having said that, from the observation of the current world situation, I would say that the USA will be busy with the Middle East issue and cannot face two fronts with the Middle East on one hand and with the Far East on the other hand. Japan may have to face the territorial problem with China single handedly at least in 2013. Therefore the USA becoming
occupied with the Middle East is the likely timing when China challenges Japan to a deadly chicken race around the disputed islands.

しかしそうはいったものの、世界の状況を見渡してみると、アメリカは中東問題で手一杯の状態にあり、中東地域と東アジア地域の二面作戦を同時に遂行する余裕はなさそうである。つまり、少なくとも2013年いっぱいは、中国との国境問題 は日本が単独で対処しなければならなくなるだろう。したがって、アメリカが中東問題で手がいっぱいになる状況が生まれたときが、中国が尖閣諸島をめぐって日本にきわどいチキンレースを仕掛けてくるタイミングとなるのではないだろうか。

※アメリカがすんでのところでシリアに軍事介入するところでしたが、もしそうしていたら、そのときが日本にとってある意味で微妙な時期になっていたのかも知れません。

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安倍首相発言に欧米メディア衝撃

「日本と中国は開戦前夜なのか」 安倍首相発言に欧米メディア衝撃

J-CASTニュース 2014/1/24

安倍晋三首相が欧米メディアの記者に向けて発言した内容が、波紋を呼んでいる。関係悪化が続く日本と中国について、第1次世界大戦前の英国とドイツになぞらえた部分が大きく取り上げられたのだ。

政府は「第1次大戦のようにしてはならないとの趣旨だ」と説明し、誤解を解こうと躍起だ。だが欧米メディアは、日中関係が大戦前の英独のような緊張状態と受け止め、「日中は戦争に進むのか」と題した記事を配信したところもある。

スイスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席した安倍首相は2014年1月22日、海外メディアを招いて懇親会を開いた。その席で中国との関係について説明した発言が、報道陣を驚かせた。

英フィナンシャルタイムズ(FT)紙の記者は、1月22日付の記事冒頭、「安倍首相に日中間での戦争はあり得るかを尋ねた。興味深いことに、その種の軍事衝突が起こるなど問題外だ、とは言わなかった」と書いている。

続けて、今日の日中の緊張状態と第1次大戦前における英国とドイツの競争関係を比較して、「似た状況」と述べたという。当時の英独には現在の日中同様、強固な経済関係があったが、これが1914年の軍事衝突につながる緊張状態を防ぐことはできなかった。この事実に基づいて安倍首相は、英独と日中を比較して説明したとなっている。

英BBCニュースの記者は、安倍首相の話が「面白いが少々恐ろしかった」と報じた。「日中の悪化した関係は、今から100年前、第1次大戦前の英国とドイツの関係を思い起こさせる」としている。これが「コメンテーターならともかく、日本のリーダーが話しただけに衝撃が強い」と評した。

記事は続く。当時の英独関係と同じく、日中も膨大な相互利益をもたらす貿易パートナーであり、平和こそが両国および周辺地域の繁栄のための防波堤となる。だが中国が防衛予算を年間10%増加させている点を、安倍首相が挑発的だととらえたのは明白だとしている。

米ニューヨークタイムズ紙は、FTと同じく今日の日中関係と過去の英独関係が「似た状態(similar situation)」との表現を用いた。さらに「安倍首相は、1914年の英独における強い経済関係は、今日の日中間の経済的な相互依存とよく似ていると述べた」と書かれていた。

ゴシップ紙が扇情的に報じたのではなく、主要メディアが流した記事だけに「安倍首相が日中関係を、第1次大戦前の英独関係に例えて話した」との内容は、首相のねらいとは別に、高い信用度を持って日中の緊張が強まっていると世界に広めてしまったことになる。

「衝突や摩擦が思いがけず、偶発的に起きるかもしれない」

19世紀末ごろの英独関係は悪いものではなかったが、20世紀初頭にかけて両国海軍の軍拡競争が激しさを増していく。その後ドイツが外国への影響力を強めるため鉄道の敷設に乗り出すと、英仏露がこれに強く反発。最終的にはドイツとオーストリア、イタリアによる「3国同盟」と、英仏露の「3国協商」を軸とした対立に発展し、最悪の事態へと進んでいった。

安倍発言は、100年前の「悪夢」が日中間で再現される恐れがあることを匂わせたものかと、欧米メディアがいきり立ったわけだ。米タイム誌電子版の1月22日付記事の見出しは、「日本と中国は戦争へと向かうのか」と刺激的だ。「衝突や摩擦が思いがけず、偶発的に起きるかもしれない」という首相の言葉を引用。アジアのふたつの大国に横たわる緊張を緩和する策は持ち合わせておらず、「残念ながら、(問題解決への)明確なロードマップはない」と話したと続けた。一方で、両国の防衛当局間で連絡体制を確立することが、事態の打開につながるかもしれないとの趣旨を口にしたという。

菅義偉官房長官は1月23日の記者会見で、安倍首相の発言の真意は「日中関係を第1次大戦のようにしてはならないという意味」と説明した。100年前の英独は経済関係があったにもかかわらず戦争へと進んでしまった。決して同じ轍は踏んではならず、日中間で問題があるときには相互のコミュニケーションを緊密にすることが重要とも強調した。さらに各国大使館を通じて、発言の意図を海外メディアに説明する方針だという。1月24日付の朝日新聞夕刊によると、懇親会の席で安倍首相の発言を通訳が伝える際に、英独関係の説明で「I think we are in the similar situation.(我々は似た状況にあると思う)」と付け加えたそうだ。

日本側が中国との衝突を望んでいるわけでは、もちろんないだろう。だが欧米メディアが、首相発言をこうした形で配信したのは事実で、各国で「日中関係がこれほど緊迫しているとは」と驚かれたに違いない。


75・5%が戦争の危機感

注目部分は下線部です。

自衛隊に「好印象」92%で過去最高 

2015年3月7日 産経新聞

http://news.livedoor.com/article/detail/9862510/

 内閣府が7日発表した「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」で、自衛隊に好印象を持つ回答が92・2%に達し、昭和44年の調査開始以来、過去最高となった。

 東日本大震災での献身的な救援活動などで、存在が改めて評価された前回調査(平成24年1月)の91・7%をさらに上回った。

 自衛隊の印象について「良い」は41・4%で、「どちらかといえば良い」(50・8%)と合わせると92・2%が好印象を持っていることが判明。「どちらかといえば悪い」「悪い」は計4・8%にすぎなかった。

 自衛隊の存在目的では災害派遣が81・9%と最も高く、今回初めて質問項目となった「(島嶼(とうしょ)部防衛など)国の安全確保」が74・3%で続いた。国内の治安維持は52・8%、国際平和協力活動への取り組みは42・1%だった。背景には、75・5%の人が日本が戦争に巻き込まれる危険性を感じており、中国の軍事的脅威を挙げる人も14・5ポイント増の60・5%に急増していることなどがありそうだ。

 日本が外国に侵略された場合の対応では、「何らかの方法で自衛隊を支援」(56・8%)、「武力によらない抵抗」(19・5%)、「自衛隊に参加して戦う」(6・8%)と続いた。また、国を守る意識を高めるため、教育現場で取り上げるべきだとする回答は72・3%に上った。

 調査は1月8~18日に全国の成人男女3000人を対象に個別面接方式で実施した。有効回収率は56%で、昭和44年から3年ごとに行っている。
S.Shimizu
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