惑星戦争

水星、金星、火星、木星、土星のいずれか二つの惑星の黄道上の経度が、互いに1°以下の距離にある状態はグラハ・ユッダ、すなわち惑星戦争と呼ばれます。太陽と月、そしてラーフとケートゥは惑星戦争しません。ここまでは占星術家の間でコンセンサスができています。

しかし、惑星戦争状態にある二つの惑星のうちどっちが勝利し、どっちが敗北するのかについて、そして、その影響についてコンセンサスはできていません。

経度の小さな惑星の方が惑星戦争で勝利するという人もいます。これは、わたしの経験ともおおかね合致します。

もちろん、経度の大きな惑星の方が惑星戦争で勝利するという人もいます。

また、惑星の経度ではなく、緯度の大小で決まるとするテキストもあります。例えば、より北側にある惑星の方が勝利するというものです。

さらにややこしいのは、この記述が北の偏角を意味しているのではないかとする人たちもいることです。偏角とは、惑星が天の赤道からどれくらい離れているか を示す指標です。例えば、太陽の偏角は、夏至に最大値23°をとります。しかし、黄道上では太陽の緯度は常に0°です。しかし、天文暦も占星術ソフトも経 度しか提示しませんので、偏角と緯度を求めるのは容易ではありません。

そして別の見解をもうひとつ。明るい惑星の方が勝利すると書いている古典テキストもあります。そうすると、金星は最も明るい惑星ですから、金星はいつも惑星戦争の勝利者になります。
S.Shimizu
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