新刊書『デジタル占星術 アシュタカヴァルガ』(第2部 応用)も出ました

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第1部 しくみ
図表(PDF)
第2部 応用
図表(PDF)


目次は以下の通りです。
*****

◆ 第1部 しくみ ◆

序章
第1章: アシュタカヴァルガ・システム
第2章: アシュタカヴァルガの作成
第3章: アシュタカヴァルガのリダクション
第4章: サルヴァシュタカヴァルガのリダクション
第5章: ショーディヤ・ピンダ
第6章: ビナシュタカヴァルガの解釈
第7章: サルヴァシュタカヴァルガの解釈

◆ 第2部 応用 ◆

第8章 太陽のアシュタカヴァルガ
第9章 月のアシュタカヴァルガ
第10章 火星のアシュタカヴァルガ
第11章 水星のアシュタカヴァルガ
第12章 木星のアシュタカヴァルガ
第13章 金星のアシュタカヴァルガ
第14章 土星のアシュタカヴァルガ
第15章 アシュタカヴァルガとトランジット
第16章 カクシャ・トランジット
第17章 インドゥー・ラグナと富
第18章 寿命
第19章 マハー・ダシャーとアンタル・ダシャー
第20章 ムフールタ
第21章 結婚
第22章 異説アシュタカヴァルガ
第23章 例題



訳者はしがき
*****

「カリ・ユガの時代、人間は罪深い行為に耽るあまり愚鈍になっていきます。ですから理解の遅い人々のために、幸福と不幸、そして寿命について、惑星のトランジットを見るだけで明快に知ることのできる方法を教えてください!」

インド占星術のバイブル『ブリハット・パーラーシャラ・ホーラー・シャーストラ』のアシュタカヴァルガの章は、弟子マイトレーヤが師パーラーシャラにこう問いかけるところから始まります。
 み
この書籍を手に取る読者の多くは、すでにパーラーシャラ・システムを学ばれていることでしょう。パーラーシャラ・システムの習得には時間がかかります。でも、アシュタカヴァルガを使えば、惑星、ハウス、星座の評価が瞬時にできてしまうし、アシュタカヴァルガのビンドゥー(数値)をフォーミュラ(公式)に代入して計算すれば、人生の諸相がたちどころにわかってしまいます。

アシュタカヴァルガはパーラーシャラ・システムとは独立のシステムです。パーラーシャラ・システムに頼ることなく運用できて、それでも多くのことがわかるというのが、アシュタカヴァルガの売り文句です。

しかしそうはいっても、アシュタカヴァルガだけに頼らず、必ず占星術の基本原則に立ち返り、パーラーシャラ・システムによる結果にも照らし吟味してから、最後の占断を下すべきだと著者は繰り返し強調しています。


KNラオはアシュタカヴァルガの研究に没頭した時期がありました。アシュタカヴァルガの計算量は膨大で、その検証作業は労働集約的であるだけでなく、超人並の集中力を要します。途中で計算を止めると、すべてがご破算になってしまうので、KNラオは丸三日間、食事も摂らずに不眠不休でアシュタカヴァルガの検証作業に没頭しました。息子の健康を心配した母親は、とうとう力ずくで息子を机から引き離して検証作業を中止させたそうです。そうやってKNラオはアシュタカヴァルガの秘密をたくさん解明していきました。しかしその内容は、まだほとんどはだれにも明かされていません。

KNラオは、BVラーマンが編集・出版していた"Astrological Magazine"に"DOTS OF DESTINY"という表題の記事を投稿し、アシュタカヴァルの研究成果の一部を世に問いました。KNラオが率いるバールティーヤ・ヴィディヤー・バヴァンの占星術コースでは、ヴィネイ・アディチャがアシュタカヴァルガを担当し、"DOTS OF DESTINY"という書籍を著しました。ヴィネイ・アディチャはその後、医師でもあるKSチャラクと共にバールティーヤ・ヴィディヤー・バヴァンを去り、MSメータがアシュタカヴァルガを引き継ぎ、本書を著すに至りました。

著者MSメータとわたしの出会いは、2007年でした。わたしはMSメータから5日間に及ぶ個人レッスンを受ける機会を得ました。バールティーヤ・ヴィディヤー・バヴァンで占星術を学んだときは、わたしはMSメータからマンデーン占星術を学びました。外交官だったMSメータは、たとえば印パ戦争時のキッシンジャーとインディラ・ガンディーの確執について、外交官としての豊富な体験談を織り交ぜながら講義していました。印パ戦争当時にインド国民が抱いていた危機感が、日本人であるわたしの身にも迫ってくるかのように感ぜられたその名講義は、いまでも昨日のことのように思い出します。

MSメータは2010年4月25日、78歳の若さで突然逝去されました。MSメータの書籍を日本で出版することができ、ようやく先生への恩返しができたやも知れないとわたしはひそかに安堵しております。

最後に、アシュタカヴァルガの算出では単純な計算を膨大にこなさなければなりません。その点は、コンピュータ時代のいまにふさわしい占星術かも知れません。"DOTS OF DESTINY"というKNラオの論文タイトルにヒントを得て、「デジタル占星術」という名称を本書のタイトルに掲げました。

本書は『デジタル占星術 アシュタカヴァルガ』二部構成の第一部です。おもにアシュタカヴァルガの「しくみ(計算過程)」について丁寧に解説しています。

同名書籍の第二部「応用」では、アシュタカヴァルガの応用面について紙幅のほとんどを割いています。第一部と第二部の両方を読んではじめてアシュタカヴァルガの全貌が理解できるようになっています。

しかしそうはいっても、上で書いたとおり、KNラオが見出したアシュタカヴァルガの秘密のほとんどは、まだ明かされていません。クラスの中でKNラオは、「わたしくらい努力した人には明かしてもいいが…」「しかしそういう人は現れないだろう」と語りました。アシュタカヴァルガに隠された多くの秘密の解明に向け、みなさんの奮闘努力を期待する次第です。

清水俊介
2017年3月26日
S.Shimizu
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