ラーフと精神不安

ラーフがトランジットするとき、それが影響を及ぼす領域は、そのあいだじゅう不安定になります。たとえば、ラーフがアセンダントに影響を及ぼすとき、なに かあたらし分野や経験をしたくなります。それは、人生に過激な変化をもたらす結果に終わるかも知れません。外国旅行をしたくなったり、もし可能なら、コン フォート・ゾーンを越えてなにか新しい領域に足を踏み入れたくなったりします。そうした衝動が強まります。

ダシャーが支持するなら、ラーフのトランジットは、わたしたちを新たな内的世界の探求へといざなうこともあります。今回は、その事例を紹介しましょう。
ホロスコープの男性は、2005年9月のとき、金星/金星/太陽のダシャーにありました。当時、彼は意識が日々変容しているのを実感していました。

金星も 太陽も12ハウスに在住しています。12ハウスは、瞑想、隔離、内省のハウスです。また、同時に、ラーフはアセンダントの度数近辺をトランジットして アセンダントに直接影響を与えていました。

彼は、幻影を見始め、心が不安定になってきていました。アセンダントは魚座で、もっとも神秘的で敏感なサインで す。そこにラーフがトランジットして、なおさら普通ではない、神秘的な状態へと彼をいざなっていたのです。

2005年10月、アセンダントで蝕が起きたとき、精神の不安定は極限に達し、彼は精神病院に入院することになりました。病院は12ハウスによって表さ れます。サインでは、12番目のサイン・魚座です。しかし、ラーフのトランジットが進んでアセンダントから10度以上離れると、つまり数ヶ月経つと、精神 の不安定はだいぶ和らぎ、退院することができました。

金星のマハー・ダシャーに入った数年前から、彼はスピリチュアルな生活を求めるようになり、外の世界への関心は薄らぎはじめました。金星は、アセンダント から見て12ハウス、月から見て9ハウスに在住しています。12ハウスも9ハウスも、いずれも心・精神性の成長にとって重要なハウスです。

トランジット・ラーフのアセンダントへの影響が安らいでから、彼は、もっとバランスの取れた方法で精神性を追求できるようになりました。


ラーフのトランジットと精神不安定(ラシ)
Natal Chart

ラーフのトランジットと精神不安定(トランジット)
Transits Sept 1, 2005
S.Shimizu
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