知性とマインドの星──月、水星

月はサスクリットではマナス、つまりこころを表すことは知られています。しかし、英語圏では、こころ(mind)と知性(intellect)は混同される傾向があるようです。

英語圏では、たとえば、「アインシュタインはすばらしいマインドの持ち主である(Einstein had a brilliant mind)」「その人の考え方(マインドの働き方)が気に入った(I like the way that person's mind works)」と言ったりします。しかし、ほんとうに言いたいことは、マインド(mind)ではなくて知性(intellect)──合理的で、分析的 で、ロジカルで、論理的な思考を司るはたらき──です。知性は、水星によって表されます。数学も、水星が司ります。

それにたいして、こころ(マインド)と月は、わたしたちの思考、感情、感覚──認識の状態と相対的な幸福度を決めるはたらき──です。スピリチュアルの道 は、「こころを浄化する(purifying the mind)」こと、神性だけをつねに感じるようになるまで「こころを浄化する」こと、これにつきます。これは、悟り(enlightenment)の定義 にほかなりません。

ヴェーダ占星術はむかしから、感情、心理学的な側面、精神活動の健全性を表す指標として月を重視してきました。西洋占星術では太陽を重視してきましたが、ヴェーダ占星術が月を重視する背景には、このような事情があります。

ネータル・チャートを解析するとき、月と水星の働きを理解するために、こころと知性をきちんと仕分ける必要があります。心と知性は、まったく異なる思考プロセスなのです。

「わたしたちは、自分で考えた結果なのです。わたしたちは、自分の思考から生じます。思考は、この世界をつくります。清浄なこころではなし、行動しなさい。幸福が、あなたの影のように離れずについてくるでしょう」- Gautama Buddha(仏陀釈迦牟尼), in the Dhammapada
S.Shimizu
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